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177. 思わせぶり・Doraco ページ27

ホグワーツでのシリウス・ブラックの件は解決したとダンブルドアが言った


クラ「良かったな犯罪者がいなくなって」

ゴイ「美味い飯も不味くなるからな〜」

ノット「お前らは食い物にしか繋がらないのか?笑」

パン「それがクラッブとゴイルですもの」


こんな他愛もない会話をしていても、Aはまだホグワーツに帰って来ない

もう5月になろうとしている。このまま夏休みに入って新学期まで会えないのか、?


パン「…ドラコ、あの人見てるわよ」

ドラ「あの人?」

パン「ほら、Aの事が好きなあの人よ」


僕の事を見つめていたのは、グリフィンドールのセオリ・ライアンだった


セオ「マルフォイ、ちょっといいかな、」

ドラ「お前なんかに用はないぞ」

セオ「そ、そんな事言わずに少しでいいからさ!」

ドラ「嫌だね」


こいつはAに恋心を抱いてる男だ、しかもグリフィンドールの生徒、関わりたくない


セオ「……Aの話だって言っても、?」

ドラ「なんだと、?」

セオ「少しだけ、話がしたいんだ」

ノット「クラッブ、ゴイル、俺の部屋に美味いケーキがあるから食べに行こう」

パン「そうね、私達は先に寮へ戻ってるわね」


ノットとパーキンソンが察したのか、クラッブとゴイルを連れてスリザリンの寮へ戻って行った


ドラ「……それで、話ってなんだ」

セオ「僕、Aに手紙で想いを伝えたんだ、Aの事が好きだって」

ドラ「……だから何だ」

セオ「次の日、Aから返事の手紙が来たんだ、もちろん断られたよ」

ドラ「だろうな」

セオ「……Aはきっと君の事が好きなんだよ」

ドラ「だったら何だ」

セオ「マルフォイはAの事好きなの?」

ドラ「……お前に関係ないだろ」

セオ「僕はずっとAを見てきた、だからこそマルフォイのAへの対応が気に食わない」

ドラ「何が気に食わないんだ」

セオ「Aの事、好きじゃないんだったら、思わせぶりな事するのやめなよ、Aが可哀想だ」

ドラ「は、?僕がいつそんな事したんだ、!」


僕はAと付き合ってる事を隠すのに必死なんだぞ、僕と付き合ってるなんて学校の生徒にバレたらAに何があるか分からない、だから、!


セオ「Aと話してる君は楽しそうじゃない!それに、Aの親友の事を悪く言ったりもする!」

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作者名:キクラゲ | 作成日時:2022年1月15日 5時

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