167. Part 6 ページ17
キッチンへ行き、5人分のティーカップを棚から取り出した。紅茶のパックは上の棚にあるため、ドラコに取ってもらった
ドラ「これでいいか?」
『うん、ありがとう』
ドラ「……そんなにあっちの話が気になるか」
『そりゃね、私の話だろうから』
ドラ「お前は自分の体を大事にすることだけ考えてればいいんだ、それ以外頭に入れるな」
『分かってるよ…』
私は5人分の紅茶を2階まで持って行こうとした
ドラ「A、ちょっと待て」
『なに?』
ドラ「……こっちへ来い」
ドラコは両手を広げて待っている、これは抱きつけという事なのか、私にハグをしろと言うのか、
『えっとー、』
ドラ「来い」
私から抱きつくなんて今まで片手で数えられるくらいしかした事ないんですけど、改めて来いって言われても恥ずかしくて死ねるんですけど
最近色々ありすぎて忘れてたけど、ドラコって私の推しなんだよ?推しに抱きつけとか普通に無理だよ
ドラ「とりあえず持ってる物を置け」
『は、はい』
ドラ「そのまま真っ直ぐ歩いて」
『真っ直ぐ歩く、』
私はカチコチになりながらもドラコに近づいて行った。そんな私の様子を見てドラコはニヤニヤしてる
やっとの思いでドラコの元へ辿り着き、ゆっくりとドラコの体に腕を回した
ドラ「やっとだな笑」
『頑張りました…』
ドラ「こうやってAに触れるの、久しぶりだ」
『そうだね、ずっと会えてなかったもんね』
ドラ「あぁ、あの日約束した通り会いに来たぞ」
『うん!』
ドラ「……何か体が柔らかくない」
『どういう事?笑』
ドラ「お前が鍛えるからだ、」
『そんなに変わらないでしょ』
ドラ「確かめてみるか?」
ドラコは私の服の中に手を入れ始めた
『やめい!』
ドラ「前は最後までしただろ」
『思い出させないでよ、恥ずかしい、』
ドラ「思い出させてやるよ」
『近い近い近い、!』
最後までしちゃったって事思い出すとまともにドラコの顔が見れない、神様、私は推し様とこんな関係になっちゃっても良かったんでしょうか、?
『ちょっと一旦離れてぇぇぇ、』
ドラ「やだ」
『紅茶冷めちゃうから、ね?』
ドラ「あいつらが飲むんだろ?別に冷めたって僕は気にしないぞ」
『ダメ!もう、早く部屋戻るよ!』
ドラ「なんだよ、せっかく久しぶりに会えたのに」
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作者名:キクラゲ | 作成日時:2022年1月15日 5時