検索窓
今日:4 hit、昨日:38 hit、合計:42,975 hit

167. Part 6 ページ17

キッチンへ行き、5人分のティーカップを棚から取り出した。紅茶のパックは上の棚にあるため、ドラコに取ってもらった


ドラ「これでいいか?」

『うん、ありがとう』

ドラ「……そんなにあっちの話が気になるか」

『そりゃね、私の話だろうから』

ドラ「お前は自分の体を大事にすることだけ考えてればいいんだ、それ以外頭に入れるな」

『分かってるよ…』


私は5人分の紅茶を2階まで持って行こうとした


ドラ「A、ちょっと待て」

『なに?』

ドラ「……こっちへ来い」


ドラコは両手を広げて待っている、これは抱きつけという事なのか、私にハグをしろと言うのか、


『えっとー、』

ドラ「来い」


私から抱きつくなんて今まで片手で数えられるくらいしかした事ないんですけど、改めて来いって言われても恥ずかしくて死ねるんですけど

最近色々ありすぎて忘れてたけど、ドラコって私の推しなんだよ?推しに抱きつけとか普通に無理だよ


ドラ「とりあえず持ってる物を置け」

『は、はい』

ドラ「そのまま真っ直ぐ歩いて」

『真っ直ぐ歩く、』


私はカチコチになりながらもドラコに近づいて行った。そんな私の様子を見てドラコはニヤニヤしてる

やっとの思いでドラコの元へ辿り着き、ゆっくりとドラコの体に腕を回した


ドラ「やっとだな笑」

『頑張りました…』

ドラ「こうやってAに触れるの、久しぶりだ」

『そうだね、ずっと会えてなかったもんね』

ドラ「あぁ、あの日約束した通り会いに来たぞ」

『うん!』

ドラ「……何か体が柔らかくない」

『どういう事?笑』

ドラ「お前が鍛えるからだ、」

『そんなに変わらないでしょ』

ドラ「確かめてみるか?」


ドラコは私の服の中に手を入れ始めた


『やめい!』

ドラ「前は最後までしただろ」

『思い出させないでよ、恥ずかしい、』

ドラ「思い出させてやるよ」

『近い近い近い、!』


最後までしちゃったって事思い出すとまともにドラコの顔が見れない、神様、私は推し様とこんな関係になっちゃっても良かったんでしょうか、?


『ちょっと一旦離れてぇぇぇ、』

ドラ「やだ」

『紅茶冷めちゃうから、ね?』

ドラ「あいつらが飲むんだろ?別に冷めたって僕は気にしないぞ」

『ダメ!もう、早く部屋戻るよ!』



ドラ「なんだよ、せっかく久しぶりに会えたのに」

168. Part 7→←166. Part 5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
117人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:キクラゲ | 作成日時:2022年1月15日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。