限界ヲタクが転生しました。【4】 (ページ12)

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162. December ページ12

12/25 クリスマス当日

私は家にいる間、毎日筋トレをしている。体が呪いに対して免疫を付けられるように体力と筋力を向上させるためだ

自分的には効果があると思えないけど、今の私にはその位しか自分で出来ることがない

『お腹引き締まってきたなぁ、』

鏡に映る私は前の世界でのガリガリの私ではなく、筋肉質な体になった自分だった

ストレスをあまり感じずに生活して、沢山食べて、沢山動いて、幸せな生活を送ってる証拠だ

机の上には魔力や蛇についての本が乱雑に置かれている。魔力を上げるための方法や、背中の蛇の模様について夜な夜な調べていたのだ

ママ達に見つかる前に早く片付けなきゃ、こんなの見られたらまた心配かけちゃうもんね

『あ、そういえば今日クリスマスじゃん』

そう思っていると玄関の呼び鈴が鳴り、ママが私を下から呼んだ

私は急いで机の上の本を片付けて玄関へ向かった

『どうしたの、ママ……って、え！？』

玄関へ行くと、そこにはハリー、ロン、ハーマイオニーが立っていた

ﾊﾘ「A！メリークリスマス！」

ﾊｰ「会いたかったわ！」

ﾛﾝ「久しぶりだね、A！」

『皆こんな所で何してるの！？』

ﾊﾘ「Aに会いに来たんだ」

『でも、今はクリスマス休暇でしょ？家に帰らなかったの？』

ﾊｰ「ダンブルドアが今日だけAに会いに行っていいって言ってくださったのよ」

ﾛﾝ「夜にはダンブルドアもここに来るって、何かAのお父さんと話したい事があるんだとか」

『……と、とりあえずリビングへ行こ』

私はハリー達3人をリビングへ迎え入れた

ﾛﾝ「うわぁ、Aすごい所住んでるね」

ﾊｰ「とても広いわ…」

『パパが頑張ってくれてるからね』

あれ、そういえばパパがどこにも居ないけど、どこに行ったんだろ、せっかくのクリスマスなのに

すると、リビングにある暖炉からパパが出てきた

ｱｳﾞ「おや？Aの友達か？」

『パパ！何で暖炉から！？』

ﾊｰ「Aのお父さん、初めまして！ハーマイオニー・グレンジャーです」

ｱｳﾞ「Aからよく話は聞いてるよ、私はアヴニール・クラルスだ！よろしくね」

ﾛﾝ「ロン・ウィーズリーです、よろしく！」

ｱｳﾞ「おぉ！アーサーの息子くんか！よろしくね」

ﾊﾘ「僕はハリー、ハリー・ポッターです」

ｱｳﾞ「そうか、君がハリー・ポッターか！会えて嬉しいよ！」

パパは皆と挨拶を交わして、ママにただいまのハグをした