限界ヲタクが転生しました。【3】 (ページ22)

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122. 告白(？) ページ22

ﾄﾞﾗ「Aの気持ち、聞いてない」

『え、？』

ﾄﾞﾗ「お前は僕の事好きじゃないのか」

『好きだけど、それは推しとしてって言うか、なんて言うか、気持ちの整理がまだ出来てない、』

ドラコの方を向くと、彼の顔は拗ねている様子だった、そうだよなぁ、好きな人にこんなに濁されて嬉しい人なんていないよなぁ

ﾄﾞﾗ「僕の事ちゃんと男として見ろ、」

『男の子としてはちゃんと見てるよ、ただ、推しに好きって言われる事なんて想像しないじゃん、』

するとドラコは急に抱きついてきた

『ど、どどど、どうしたの、！？』

ﾄﾞﾗ「何でAは僕の事好きになってくれないんだ、何回抱きしめても、キスしても、まだ僕の気持ちに応えてくれないのか」

『好きになってないなんて言ってないよ、』

ﾄﾞﾗ「じゃあ、僕の事好きって言え」

『い、今？』

ﾄﾞﾗ「……今、友達としてじゃなく、恋愛感情としての好きって言葉を聞くまで離れない」

ええええええ！？！？

ちょっと急展開過ぎない！？私頑張ってちゃんと伝えようと色々頭で考えてたのにこんな形で気持ち伝えなきゃいけないの！？ちょっと待ってよおお！！

『………だよ、』

ﾄﾞﾗ「ん？」

『ドラコが、好きだよ、』

ﾄﾞﾗ「…まだ足りない」

『えぇぇ！？なにそれ聞いてない！』

ﾄﾞﾗ「もっと聞かせてくれ」

ドラコの顔が10cmの距離にある、近すぎる、

『あの、近いです、顔が、』

ﾄﾞﾗ「僕が聞きたいのはそんな言葉じゃない」

『一旦離れてよ、！』

ﾄﾞﾗ「嫌だ」

『ちゃんとドラコの事、す、好きだから、！』

ﾄﾞﾗ「もっと」

ドラコはニヤニヤしながらこちらへ寄ってくる。こいつ、完全に私の事からかってるな、

『好きです、』

ﾄﾞﾗ「好きしか言えないのか」

『……ぁ、愛してる、？』

ﾄﾞﾗ「僕もAを愛してるぞ」

『えっ！？』

ﾄﾞﾗ「また赤くなった」

もう無理限界、私の好きな人の顔が良すぎる、こんな近くにドラコの顔があって、好きって言わなきゃいけなくて、愛してるって言われて、それで、

『頭パンクする、』

ﾄﾞﾗ「こんな事で真っ赤になってどうする」

『これ以上何するの』

ﾄﾞﾗ「まだキスもしてないだろ」

『え、するつもりなの？』

ﾄﾞﾗ「当たり前だ、Aは今日から僕の彼女だ」

『かのじょ、？』

ﾄﾞﾗ「だからいいだろ？しても」

ドラコの顔がどんどん近づいてくる