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82. スリザリンのローブ ページ32

目の前がどんどん明るくなっていく。体も軽い、さっきまでとは大違いだ。


『あれ、私寝てた、?』

ドラ「起きたか」

『ドラコ、?』

ドラ「瞳の色が戻ってるな」

『え?瞳の色?』

ドラ「さっきまで真っ赤だったぞ」

『あ、そうだ、私ちゃんとドラコの顔見えてる!』

ドラ「あぁ、そうみたいだな」


さっきまで視界が真っ暗だったのは、何で、?ドラコが言ったように私の瞳が赤になっていたなら、何でそんな事が起きたの?


ドラ「元気になったみたいだな、僕は寮へ戻るぞ」

『ぁ、ドラコ!』

ドラ「なんだ」

『ローブ、』

ドラ「明日、僕に直接返してくれればいい」

『わ、分かった、!』


そう言ってドラコはスリザリンの寮へ戻って行った。ローブからはドラコの匂いがする。この匂いだけでご飯6杯はいける、ヲタクあるあるだろう。


『今日も、推しが尊い、』


そう言えば、あの3人もうポリジュース薬飲んだかな?トイレに行ってみよ、!


ゴイ「A?」

『…その声、ハリー?』

クラ「こんな所で何してるんだよ、寮に戻ったんじゃないのか?」

『ロン、?』


そこには見た目はクラッブとゴイル、に変身したハリーとロンが立っていた。


『2人ともちゃんと変身出来たんだね!ハーマイオニーは?』

ハリ「それが、トイレの個室から出てこなくて、」

ロン「時間が無くなるから先に行けってさ、それより何でスリザリンのローブなんか着てるの?」

『あー、拾った』


パー「おい!君達!」


パーシーの声がしたので、私は咄嗟にローブのフードを深く被った。ドラコのローブは私にしては少し大きいので、パーシーにも顔は見られないだろう


ロン「何してんだ、こんなとこで」

パー「僕は何しろ監督生なのでね。君達こそ、夜こんな時間に廊下をウロウロしてるんじゃない。名前は何ていう?」

ハリ「僕は…あの…」

『彼はクラッブとゴイル、私はパーキンソン。スリザリンの寮へ戻る途中だったのよ?そこ、どいてくれる?』


私はパンジーの声、口調を真似した
自分ではそこそこ似ている方だと思っている

83. スリザリン寮→←81. 赤い瞳・Doraco



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作者名:キクラゲ | 作成日時:2021年12月24日 1時

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