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63. ピクシー捕まえた ページ13

次の授業は、あのインチキ作家、ギルデロイ・ロックハートの闇の魔術に対する防衛術の授業だった


ハー「なんてかっこいいの…」

『ぇ、どこが、?』

ハー「Aも見たでしょ?彼の素敵な笑顔!」

『私にはハーマイオニーの趣味が分からないよ』

ロン「僕達も同意見、あんな奴のどこがいいんだ?」

ハリ「女の子って分からない」


そんな事を3人で話していると、ロックハートが急にピクシーをカゴから出した

教室が皆の悲鳴と叫び声で溢れる中、私はなぜか冷静だった


『なにこれ、可愛い〜!』

ロン「何で、Aは、そんなに、冷静なの!?」

『だって見てよ!目が大きくてニコニコしてる!』


皆が部屋中を逃げ惑う中私はピクシー達を楽しんでいた。まるでシャボン玉をみる子供のように。

ピクシー達は、ロックハートの杖や写真立てをとったり、ネビルを天井に引っ掛けたりと好き放題暴れまくっていた。


ロン「どうする!?」

ハー「イモビラス!!!」


ハーマイオニーがピクシーに向かって、硬直の呪文をかけたおかげで、ピクシー達は暴れなくなった


『じゃあ、ピクシー達捕まえよっか』

ハリ「A、あそこのピクシー捕まえられる?」


ハリーが指をさしてるのはどう見ても天井から数cmの所で浮遊しているピクシー。普通の人間なら、ジャンプしても届かないが、私は届いてしまう。

私は思い切りジャンプをした。正直自分でも自分の脚力の限界を知らないので、調整が難しいのだ。


『いだっっ!』


案の定私は天井に頭をぶつけた。まだまだ自分の体を調べなきゃいけないみたいだ…

ハー「大丈夫!?すごい音がしたけど、?」

『あはは、頭ぶつけちゃった、笑』

ハリ「僕が頼んだせいで、ごめん、!」

『大丈夫大丈夫!気にしないで!』


頭を触ると、たんこぶが出来てた。たんこぶなんて、いつぶりに出来ただろうか。


『それより、ピクシー取れたよ』

ロン「A、医務室行ってきなよ、!」

『でも、ロックハートの授業が…』

ハリ「僕達から言っとくから、行ってきなよ。なんなら、僕が一緒について行くよ、!」

『1人で行けるから大丈夫だよ、安心して』


医務室か〜、またマダム・ポンフリーにお世話にならなきゃいけないのか、申し訳ない。

そう思ってると、後ろから誰かに腕を引かれた


ドラ「来い」

『え、ちょ、!?』

ドラ「医務室行くぞ」


皆が見てる中、私はドラコに腕を引っ張られながら医務室へ向かった

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作者名:キクラゲ | 作成日時:2021年12月24日 1時

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