第三十五訓〜七〜 ページ47
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葵「すげーな。狛犬っていうのは」
小さい定春が覚醒して
結界を張ったのを真近で見て素直にそう思った。
葵「つーかお前、よくこんな怪物飼ってたな」
神「定春は怪物じゃないネ。私の家族アル」
葵「俺はこんな家族知らないがな」
パリパリと音を立てて定春が結界の向こうにいる。
どんなに力が強くでもこの結界はなかなか破れないらしい。
阿「アンタ達!モタモタしてないで!」
葵「はいはい」
………………………………
阿「ここに私が験力を込めた球があるわ
みんなにこれで 今からキャッチボールをしてもらいます。」
葵「キャッチボール。」
球の投げ合いのやつだな。
阿「ここには6人。私達で五芒星を描くことが出来るわ
五芒星は陰陽五行のなんちゃらこんちゃら」
もう巫女女の言っている意味が分からない。
何語喋ってんだ。
葵「もう意味が分からん。難しい御託は並べずさっさとやろう」
神「葵華くんにー賛成でーす」
神楽は俺より先にアウトだったな。
阿「………………………………。
要するにこの球の軌跡で五芒星を描くのよ。
その中心にあの子を閉じ込めるの。
でも呪法陣を作ったあとじゃ意味がないの」
葵「よしわかった。とにかくキャッチボールな」
新「絶対わかってないよね。とにかく使ってる時点で無理矢理だよね」
阿「でも5人で足りるからフォロー役として運動神経がいい人は出てちょうだい」
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銀「なんで!俺だぁあああ!
ここは葵華か神楽だろ!?」
葵「銀さんならいける(多分)」
銀「おい!かっこに本心でてんぞ!」
定「わおおおおん」
阿「よし!行くわよ!」
ザッ…
いよいよ始まった。キャッチボール!
阿→新→百→神→葵
フォロー→銀時。
阿「よっしゃ!プレイボーイぃいい!」
始めは阿音。
思い切り検討違いなところへ。
新「おいいいいい!どこ投げてんだぁあ!」
阿「いけない!落としたら 験力がパーよ!絶対に落としちゃダメ!」
新「それを早く言えええ!」
新八が必死に走りスライディング。
なんとかキャッチ成功だ。
しかし、定春が新八に迫り来る。
葵「新八!投げろ」
新「うわぁあああ!」
銀「百音!取れェエ!」
百「ぴー!」
グローブを構えて待つ百音。
しかし。というか やはり、
ガン!
鈍い音でボールが顔面直撃。
ボールが地面へと向かって行く
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餅原 葵(プロフ) - 書き忘れていましたが、久々の更新です。すみませんでした…。最近はヒロアカの方ばかり考えていたので… (2018年5月11日 23時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
餅原 葵(プロフ) - 最近は調子がいいので沢山更新して行きます。楽しんでくれたら嬉しいです。 (2017年11月13日 11時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
kuro - 続編おめでとうございます。これからの話も楽しみにしてます! (2017年11月13日 11時) (レス) id: 6c3a526fbd (このIDを非表示/違反報告)
餅原 葵(プロフ) - ありがとうございます。頑張ります。 (2017年11月12日 17時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
愛音(プロフ) - 続編おめでとうございます。葵華のキャラが好きです!更新頑張って下さい!! (2017年11月12日 16時) (レス) id: 8d78b160ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水縹 葵 | 作成日時:2017年11月12日 16時