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第二十九訓〜四〜 ページ5






葵「フンッ」

カキンッ


星「葵華‼お前は自由過ぎなんだよ‼それに16のガキがちゃん仕事できんのか⁉」

葵「俺は母さん似の性格だから 芯は強いと思う」

星「社会はそんな甘くねェぞ‼」

ドゴン


ファミレスの屋根の上で父さんが言う

戦いながら再度感じる


やっぱり…

葵「強い……」


夜兎の力を使ってなく、丈夫な番傘には刀が壊れそうだ



ギィィ

葵「クッ………」



カタカタカタ


父さんの力が強過ぎて

交わっていたところから刀が震える



キンッ


耐えきれず刀を離してしまい

そのまま番傘が俺に落ちて来る


咄嗟に腕で止める

そして思い切りぶん殴ろうとした

葵「⁉(夜兎の力を………)」

父さんの顔の前で寸止めしてしまう


葵「神楽ッ今」

神「おりゃぁあああ‼」


父さんを止めている隙に神楽を呼ぶ


星「大体 嫁入り前の娘が男と同棲なんて許されると思ってんのかァァ‼」

葵「⁉」


父さんは俺を下に落とす

落とすというより打ち付けるだな


葵「って……」


目眩が一瞬するが さっき跳ねた刀を探す

葵(あった…)



少し先に刀が刺さっていた


顔の傷から出る血を拭い

素早く刀を手に取る


神楽の援護に向かう



父さんも神楽もファミレスを半壊して

下に降りていた


星「お前ら よほどこの止まり木が気に入ってるらしいな
だったらなおさら去るがいい
忘れたか?我等の身体に流れる獣の血を
獲物を求めてさまよう夜兎の血を…」

葵「んなもん 俺はとうの昔に封印している」

星「お前は本能のままに俺を殴ろうとしただろう
しょせん俺達は戦場でしか生きられない獣だ」


葵「……ッ」

星「我を忘れ破壊し 傷つけ このままいればお前らは自分で
この止まり木を折ることになるだろう」


父さんの言葉に少し詰まるが


葵「俺はもう……そんなヘマはしない 壊れないように…
夜兎の力は俺の為じゃなくて 人の為に使う
銀さんの所ならそれが出来る気がするんだ」

神「私もここで変わるネ ここにいれば変われる気がするネ
銀ちゃん達と一緒にいるネ」

星「銀さん?あの野郎か?あんなチャランポランに何が出来るってんだ」


父さんは呆れたように

星「仕方ねェ だったら力ずくでも連れていくぜ」






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餅原 葵(プロフ) - 書き忘れていましたが、久々の更新です。すみませんでした…。最近はヒロアカの方ばかり考えていたので… (2018年5月11日 23時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
餅原 葵(プロフ) - 最近は調子がいいので沢山更新して行きます。楽しんでくれたら嬉しいです。 (2017年11月13日 11時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
kuro - 続編おめでとうございます。これからの話も楽しみにしてます! (2017年11月13日 11時) (レス) id: 6c3a526fbd (このIDを非表示/違反報告)
餅原 葵(プロフ) - ありがとうございます。頑張ります。 (2017年11月12日 17時) (レス) id: 1335265c7d (このIDを非表示/違反報告)
愛音(プロフ) - 続編おめでとうございます。葵華のキャラが好きです!更新頑張って下さい!! (2017年11月12日 16時) (レス) id: 8d78b160ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水縹 葵 | 作成日時:2017年11月12日 16時

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