夜兎キョーダイの次男はよく寝る子【銀魂】

第三十四訓〜ニ〜 ページ39

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キィィイイイイン

「ジャンプ侍ィィイ‼」


葵「…………」



ギャーギャー



もう騒いでいる声がするってことは

早速 やりあってんな

横目で見て確認する やっぱりな…



新「あ‼葵華くん」

葵「ん？」


「本物の忍者のかっこよさ見せてやる！食らえ‼」


シュガッ




そう叫びながら顔面に飛んできたのは

アツアツカレーライス


ドパ



葵「…」



バタ

後ろに倒れて檻にもたれる



新「葵華くんんんんん！」


神「もうそいつはいいアル
カレー用意！」


桂 神楽は当たり前のようにカレーを装備



新「カレー用意！ないない！当たり前のように言わないで！
持ってるわけ無いでしょそんなモン！」



新八は常識的なことを言うが

相手を見ると相手も当たり前のようにカレーを装備していた



新「って用意してるしよォオ！何ィィ⁉僕がおかしいの？
僕の16年の人生が間違ってましたか⁉」


「残念ながら君達の技のデータは算出済みです。
このまま放とうとも99.8％の確率で封じられるとデーターに出ていますよ」

神「うるせぇええ！やって見なきゃわかんねーだろ
トリプルカレーなめんなヨぉぉぉ‼」

新「トリプル⁉僕も入ってんの⁉」




二つのトリプルカレーがぶつかり

少しの静寂のあと





「「アヅァァづづづづづ‼」」


新八 神楽 桂の叫びが響いた

その声に反応して

葵華が起き上がった



葵「おい、俺の方が大惨事なんだけど…顔面なんだけど？」

桂「た、大将…顔が真っ赤だな」

葵「桂は毛根が死滅するんじゃねーの？ん？」



強く引っ張られている感覚を感じ振り向くと

服だけじゃなく 顔も真っ赤な神楽



神「ブルー！お前 水あんだろーが さっさと出せヨ‼あづいアル‼」

葵「あ、うん」カチャ





ブシュゥウ！


神「ぶごぉおぼぼ」

取り出したのは先程の水鉄砲



葵「はい 水」


とても涼しい顔で

もろに神楽のお腹を狙って

放ち クリーンヒット


神「このやろぉおおおおおお‼」








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