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第八訓 ページ10






銀「んじゃ、後でな。…えーと名前は…」

『蒼威』



ハシゴを使い、屋根の上へと上がっていった

へー、あれが。社長の…



『目が死んでるな』

「同感でさぁ」

『ん?あれ?さっきの瞳孔さんは』

「瞳孔野郎ならさっきの旦那んとこ行きやした」



行動が速いな。というか速すぎだな


『…………』

「何ですかィ。ジロジロ見て」

『あの二人一戦交えるんだな』



コイツが持ってた刀が無い。

と、いうことは差し詰め、上司の瞳孔さんに貸して

その刀をモジャモジャに渡して一戦



『…(あの二人の戦いぶりを見よう)』



トンっ…と軽く跳躍して別の屋根の上へ

お、予想的中。


銀「ぬおっ!?」

「…」



ちょうど見えた刀が交わる瞬間

なかなかいい太刀筋



『…何喋っているかわからないが、いいか』


聞こえる刀の音

屋根も壊れそうな力


『二人共強ぇ…(俺も喧嘩売られたい…つーか売ってもいいな)』




フッと思った願望

それは本能だろう。どこの本能かって?

そりゃ…夜兎族のだろうな


俺の兄貴も狂ったように強かった。

きっと今は宇宙で喧嘩三昧だろう…

俺はもう力はない筈なのに………こうゆう戦闘本能はまだ残ってる


『…無くなるならいっそ…全部置いてこればよかった…』


あの故郷に。





ガコン!!











『!?』


誰かに叩かれたように現実に戻された

大きな斬撃音

前を見るとモジャモジャが瞳孔の刀の刃をポッキリ折っていた


瞳孔だけが怪我をしていないところ…

手でも抜いたのか?



『…面白い人だろうな』





スッと立ち上がり、俺はその場を後にした








ーーーーーーーー






新「あ、遅いですよ!蒼威くん」

『あ、すまん。先に社長に会ってた』


万事屋に着き

ソファの上で新八に面接を受ける


新「銀さんに?あの人病院じゃ…」

『俺、決めたわ』



「え?」と彼は何かわからない様子でこっちを見る


『ここに就職する』




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ままま饅頭 - 面白い!更新楽しみです (2019年2月4日 22時) (レス) id: b803021d56 (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続き見たい!^ ^ (2019年1月5日 16時) (レス) id: 65e85aeb0b (このIDを非表示/違反報告)
月夜 黒輝(プロフ) - 面白いです!これからも更新頑張って下さい! (2018年12月15日 5時) (レス) id: 9616d08dd2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水縹 葵 | 作成日時:2018年12月4日 21時

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