夜兎キョーダイの次男は自由人【銀魂】

第二十八訓〜五〜 ページ48

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数日後…



ポリポリポリポリ


新「葵華くん」

葵「……新八…神楽…そんなんばっか食べてると体壊すぞ」

神「………」ポリポリポリ


ボロボロの万事屋

天井は木の板ではなく、ただっ広い綺麗な青空


銀さんの椅子に座っている神楽と

机に座っている新八に言う



俺はずっと銀さんの行方を捜索した


いつものようにはサボらず、

一日中走っていた


昨日…その努力が報われた


多分俺は目の下隈だらけだろう

神楽は俺を見て言う


神「お前だって寝てないんじゃ体壊すアルよ」

葵「酢昆布ばっか食ってる小娘に言われたくねェな」

神「こっちだって隈だらけの野郎に言われたくないアル」

葵「………」

神「………」

新「葵華くん本当に大丈夫？顔色悪いよ？」

葵「んなことより……俺 出掛けるから一緒に行くぞ


白髪のちゃらんぽらんの所まで」



神 新「え⁉」

先程とは違い 嬉しそうで驚いた表情の

二人が俺の顔を一緒に見る



葵「早く連れ戻して 給料、倍にしてもらうぞ」


二人の顔はヤル気に満ちていた








……………………………………



ドゴォォォン

カッ


ッチ……もうなんか始まってんな

目を凝らすと銀さんが縄で縛られて

地面に転がっている


銀さんの先には大きな大砲


「さぁ来いよ！早くしないと次 撃っちまうよみんなの江戸が焼け野原だ‼
フハハハハハハ どうした？体がこわばって動くことも出来ねーか情けねぇ…」

大砲の上にいるオッさんが叫んでる

なんだアイツ…


周りを見ると真選組もいる

どうやら攘夷志士らしいな


だがそんなことはどうでもいい

俺は今



万事屋の葵華として来た



三人で銀さんを守るように前に立つ


葵「撃ちたきゃ撃てよ」

神「江戸が焼けようが煮られようが知ったこっちゃないネ」

新「でもこの人だけは撃っちゃ困りますよ」






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