夜兎キョーダイの次男は自由人【銀魂】

第二十八訓〜四〜 ページ41

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俺達四人は家路を辿る


葵「銀さん やっぱり家に帰った方が良かったな うん」

銀「すみません 色々手を尽くしてくれたのに 結局僕は何にも…」




銀さんらしくない こんな言葉絶対言わないだろう

でもこの言い方にも少し慣れてしまった 銀さんが銀さんじゃなくなっていく感じがする


俺は下を向いて だんだん三人との距離が開いていく


新「葵華くん？」

神「どうしたネ？早く入りr」


二人の言葉が途切れる

葵「？」

不思議に思ってそちらを見ると……真顔で絶句してしまった


葵「………」


見た景色には俺達の家に宇宙船が突っ込んでいた

葵「あ…もっさん…」


どうやら あのもじゃ野郎がやったらしい




ハァ………もう家がないんじゃ…銀さんの帰る所が……


考えてながら銀さん達の元へ向かう





しかし




銀さんがいない……



葵「………銀さんは？」

神「…万事屋は解散だって……」

葵「は？」

神「………」タッ



神楽はどこかへ走り去ってしまい


新「………」


新八は死んだ目で歩いた



取り残される俺は

いきなりの言葉に頭が真っ白だ



葵「……(解…さ…ん？)」


万事屋が…俺の帰る場所だったのに

もうバラバラかよ………


葵「………」


イラつく…


俺は拳に力を入れて

決意した




葵「絶対に………元に戻す」


こんなに大切な所…もう

壊したくねェ…


壊すんじゃなくて、今は直して

しがみついてやる


ダッ




昔を思い出していた俺は

いつの間にか 走っていた






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