夜兎キョーダイの次男は自由人【銀魂】

第二十五訓 ページ24

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葵「トシさん、焼きそばが台無しですね」

土「マヨネーズが切れたから確かに台無しだな」

葵「いやそうじゃないですヨ、俺の焼きそばにもかけたからじゃないですか？
美味しくないよ絶対…」

土「食ってみてから言え、ちょっと俺行ってくる」

葵「俺先に食べてますんで」






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「ぎゃふぁァアアアアアアアア‼」

そういやー怪談してるって言ってたな

葵「くあぁ…」

土「くだらねェどいつもこいつも怪談なんぞにはまりやがって」

葵「トシ……………さんもう……眠いです……のでお……休み…」

土「ここで寝るな布団敷いとけ」

葵「ふぁい…」









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葵「う〜……眠い」

土「早く目ェ覚ませ」

葵「こいつら気持ち良さそうにトシさんの前で寝てますけど」

土「明らかに苦しそうだろ……ひでーなオイこれで何人目だ？」

沖「えーと十八人目でさァ隊士の半分以上がやられちまったわけですね」

葵「幽霊の件か…」

土「冗談じゃねーぞ天下の真選組が幽霊にやられてみんな寝込んじまったなんて
恥ずかしくてどこにも口外できんよ、情けねェ」

近「トシ…俺は違うぞマヨネーズにやられた！」

土 葵「余計言えるか」







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沖「みんなうわ言のように赤い着物を着た女と言ってるんですが稲山さんが話してた
怪談のことかな？」

お茶を飲んで一息している


葵「………………」バリバリ

土「オイ葵華、煎餅食い過ぎだ」

葵「まだありますか？」

土「……………台所に行け」

葵「やった」バタバタ

土「幽霊なんざいてたまるか」

近「葵華、俺の分も頼む…霊を甘く見たらとんでもない事になるぞトシ、
この屋敷は呪われているんだ きっととんでもない霊がとり憑かれてるんだよ」


山「局長！連れて来ました」




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葵「煎餅とかりんとうでいいか…」


台所を出ると変な格好をした三人組とすれ違った


？「ゴニョゴニョ…(葵華がいんじゃん)」

？「ゴニョゴニョ(うまく切り抜けましょう)」

？「ゴニョゴニョ…(早く行こうヨ)」


葵「？……山崎、ここに万事屋いなかったか？」

？「‼⁉」

山「いや？…じゃあ俺先に行ってるよ」

葵「ああ、匂いがしたんだけどな…」









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