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第三十六訓〜九〜 ページ9






新「うわぁ!神楽ちゃん頭!」

銀「おい!金蠅乗ってんぞ!汚ねぇ!」

葵「ちょっとじっとして」


銀「うおっ」


スパァンと銀さんの麦わら帽子でひっぱたたく

「葵華ぁああ!なに俺の使ってんだァア!」と嘆いてるおっさんは放っておこう



葵「全っ然取れねぇ…_____!?」

銀「ったく…自分のを使えよ」



パッと取られた汚い麦わら帽子。

その時何かが走ってくる音がした



近「それヤバイんだって!それっ__」


ゴッ

神「ふごぉ!」


正体は近藤さんかと思ったら、何かに足が引っかかり

近藤さんが神楽に脳天チョップを決めた。そのおかげで金蠅が取れる


近「ぎゃぁああああ!瑠璃丸がァアあ!」

葵「瑠璃丸?」


「いったいなぁー!?ひどいアルよ!」とか言い始めた神楽。


葵「…お前ならそんな痛くねーだろ」

神「痛いに決まってんだろ!私を何だと思ってるアルか!」

葵「ゴリラ__おっと」



ヒュンと風を切る拳。

危ない危ない。


神「なんだとコルァ!なんならこの定春29号で決着つけたろか!?」

葵「おう、いいぜ。俺の相棒 風鈴丸に勝てるかな?」


近「ちょっ…葵華ぁ!?」

土「待て!葵_____」


止めようとするトシさん達の声を振り切って

神楽と睨み合いながら森に入っていった。







神「お、丁度いいところにいたアルなサド野郎」

沖「なんでィ。テメーもいんのか。」

葵「俺はいいぜ。どっちも潰せて」



ヒュ…


風が吹き三人の間に稲妻が走る




「「「ここで決着をつけてやらァ!!」」」



銀「待ってェエ!神楽!葵華!それ将軍のペットぉおおおおおお!」

土「総悟ォオオ!葵華ァア!やめろー!切腹もんだぞ!」


わいのわいの騒ぐ輩をよそに俺は繰り出した。



葵「俺の相棒!風鈴丸で行くぞ」


取り出したカブトムシは体長2メートルの巨大カブトムシ


沖「ふっ…あめぇな。_____行くぜ!サド丸!」


沖田のサド丸は俺の風鈴丸よりでかく凶悪なモンスター級カブトムシ


葵「なっ!?」

沖「お前らなんざ一捻りだぜ」


神「それはこっちのセリフアル!」



「行くぜ!私の定春29号!」

ポンと置いたカブトムシは先程の金蠅。


神「私のには勝てないネ」


それ、お前が言えるセリフじゃないだろう




ま、一番初めに倒すのは決まってる。


沖田と目が合った




神「!」




「「じゃあまずはその金蠅からだ!」」








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SOOKa - まじで好き過ぎる! (2020年9月21日 11時) (レス) id: c3e5a7a7c7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水縹 葵 | 作成日時:2018年7月26日 14時

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