Zeroベース 姫の部屋 ページ25
デフィside
Zeroベースに訪れた今日。
新しい部屋がひとつ増えていた。
その名も、″姫の部屋″
もちろん、この部屋を使うのは、Aヌナ。
「わー、すごい！姫の部屋だって！」
デフィ「いいなー、ヌナの部屋可愛い！」
僕の部屋に似てるんだけど、さらに可愛い。
ピンクのお姫様ベッドに、鏡台、クローゼットもある。
デフィ「クローゼットに服入ってないの？」
「ない！だって入れてないもん」
デフィ「見てないのー？ヌナ」
クローゼットの中を見ずに、ベッドでごろごろしてるヌナにかわって、僕がクローゼットを開けてみる。
すると中には可愛いパジャマとか、制服っぽい服とか、とにかく色んな服が入っていた。
デフィ「ヌナヌナヌナ！すごいよ、見て見て！」
「わぁ、何これ！″コスプレセット？″」
デフィ「なに、それ」
「……まぁいいや……」
ヌナも隣でクローゼットの中を見てみる。
デフィ「ヌナー、これ着て！」
「やだ、絶対やだ」
僕が見つけたのは、チアガールっぽい衣装。
ヌナに渡したのに、あえなく却下された。
デフィ「なんで！可愛いから着てよ！」
「やだよ、恥ずかしい！」
デフィ「お願いお願いお願い！」
僕は甘えるようにヌナの腕をつかんで、ゆらゆら揺らしてみる。
僕は知ってるんだ、ヌナは僕のお願いはできるだけ聞いてくれるって。
「仕方ないなぁ……じゃあ、着替えるから、部屋から出てってー」
デフィ「はーい」
さすが女子部屋。
カーテンじゃなくて、ちゃんとした簡易のドアがあって、僕は外でヌナの帰りを大人しく待った。
ヌナを待つ間暇だったから、欠伸をしながらしきりに背を向けて待つ。
待つ。
待つ。
いつまで経ってもこない。
デフィ「ねぇ、ヌナー！いつ出てくるの！」
「出れない」
デフィ「なんで！可愛いから出てきてよー」
「出れない」
そのやり取りをずっとしてると、急にソンウニヒョンが隣に来た。
ソンウン「何やってんの」
デフィ「ヌナがチアガールになったんです」
ソンウン「は？」
デフィ「絶対可愛いのに出てきてくれない！」
ソンウン「ヌナー！俺もみたいー！」
デフィ「それはだめ！」
ソンウン「なんで」
ソンウニヒョンなんかに絶対見せない。
僕が選んだ可愛い衣装なのに、なんで他の人に見せなきゃいけないの。
絶対やだ！
Zeroベース 姫の部屋 2→←produce101を観てみました 3
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梨 - このお話めっちゃ好きです (2019年6月28日 2時) (
レス) id: 5888210ef6 (このIDを非表示/違反報告)
runamoko0510(プロフ) - はじめまして！読ませてもらってます！更新停止中で。もし訳ないですがもしよかったら更新していただけたらなと思ってます^_^ (2019年4月8日 18時) (レス) id: 822ee3906d (このIDを非表示/違反報告)
ワナマイ(プロフ) - rui59ruiさん» ジソンペンなんですね、私もジソンペンなので、嬉しいです！まだ先のことは未定ですが、これからも楽しんでもらえればと思ってます！ (2018年4月4日 21時) (レス) id: c92ec273d3 (このIDを非表示/違反報告)
rui59rui(プロフ) - ジソンペンなのできゅんきゅんしながら読ませて頂いています(^^)他のライバルに負けずに幸せを掴んで欲しいです！これからも楽しみにしています！ (2018年4月4日 3時) (レス) id: bde57a8ffc (このIDを非表示/違反報告)
ワナマイ(プロフ) - 光婪さん» ありがとうございます！私が最近NU’ESTにもはまってしまったので、私の独断で登場させてしまいました(笑)これからも更新をこまめにしていこうと思っているので、よろしくお願いします！ (2018年3月29日 17時) (レス) id: c92ec273d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ワナマイ | 作成日時：2018年3月14日 0時
