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同日放課後。

いつものように退屈なホームルームを過ごした後、姫坂を含む3-Bボーダー組は本部へと向かう準備をしていた。

この後3人でソロランク戦を行う約束をしているのだ。防衛任務はない。


『今日はなんかスコーピオンの気分かも。』

出水「エ゛」

米屋「いいじゃん、10本先取やろうぜ。」

『長いよ。』

出水「そういえば、駅前に今コロッケの出店出てるらしいぜ。」

『ほんと!?寄ってから行こうよ!』

米屋「ていうか帰り焼肉行こうぜ。」

『え〜、そんなに食べたら太るじゃん。』

米屋「気にすんなって。」


そんな、いつもと何も変わらない会話を繰り広げていると、珍しい来客があった。


小佐野「ヒメ〜、一緒に本部行こ〜。」

『おサノちゃん!珍しいね。熊ちゃんは?』

小佐野「今日は防衛任務だって。

いずみんとよねやんもついてくるが良い。」

米屋「へいへい。」


姫坂たちは小佐野に誘われ本部へと向かっていた。
その道中、この事実を知ることとなる。


小佐野「そういえばさぁ、二宮隊にうつったの?」

『そうなの?誰が?』

小佐野「ヒメ。」

『え!?そうなの!?私はまだ王子隊のつもりだよ!?』

出水「あれな〜。」

米屋「俺も栞から送られてきた時はビビったわ。」

『栞ちゃん…?本当に何があったの?』

小佐野「コレ。」


姫坂はギョッとした。小佐野から差し出されたスマホには、自分が黒のスーツ姿でトリオンキューブを出している様子がばっちりと記録されていた。

まさか、あの時の写真が残っているなんて。


『これはあれだよ、ヒュースくんの特訓に付き合ってる時だよ。
私はまだ王子隊です〜!』

小佐野「ふ〜ん、じゃあ諏訪隊の隊服も着てもらお〜。」

出水「あ、じゃあ俺んとこも!」

米屋「今日蓮さんいねぇからな〜。」

小佐野「私に任せろ。」

んじゃあ、諏訪隊の隊室へレッツゴ〜。」

『…私の許可は?』

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作者名:通りすがりのいぬ | 作成日時:2022年5月19日 20時

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