それでもそれは青かった【呪術廻戦】 (ページ6)

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五条悟 Ⅱ ページ6

「悟はAのどこが好きなんだい？」

最強だから五条悟なのか、五条悟だから最強なのか

特級同士ですら理解できない、性格以外完璧な彼を落とした女がいる。

自分で言うのも恥ずかしい話だが呪術高専は顔採用なのかと疑うほど美少女、美少年の集まりだと勝手に思っていた

灰原達の同級生。つまり私たちの後輩

まだ10数年しか生きてないがこれほどまで顔の出来が周りと違うカップルは一生に一度ではないかと思う

「んー、顔。後スタイル」

興味無さそうに携帯を弄る五条悟はサラッとデリカシーのない発言をする

「悟……仮にも彼女なんだ。他に褒めるとこなんて沢山あるだろう」

「ないね」

携帯を閉じて気だるそうに首を回す

『先輩、夜蛾先生が探してましたよ』

彼の意中の相手は会話を聞いてたのか疑うくらいタイミング良く現れる

『夏油先輩、悟先輩借りますね』

綺麗な髪をなびかせながら自分にも会釈する出来た後輩。

2人の歩く姿はとても絵になる

だから私はあの二人を眺めるのが好きだった。

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「五条先生って、彼女とかいんの？」

自習中暇そうにしてる先生に在り来りな質問をする

この人の恋バナは面白い事この上ない

「この僕にいないとでも？」

「え！先生彼女いんの？！」

「先生は彼女のどこが好きなの？！」

釘崎と俺は前のめりになる

「え、全部だけど」

サラッと言い切る清々しい彼にこっちが恥ずかしくなる

聞いた釘崎もカウンターを食らったかのように天を仰ぐ

写真見せて！とお願いするも流す先生

「まーその内見れるよ。彼女、地獄耳だし」

『五条先生。学長が探してました。』

「あ、もうそんな時間かー。じゃ！任務頑張って」

長い足の足取りは軽い

「Aさん、美人だよな〜。」

「先生の彼女もあんな美人なのかな〜」

釘崎と俺は高専の廊下を歩く2人の姿を眺めて呟く

今まで黙っていた伏黒が口を開く

「お前ら…知らなかったのか？五条先生の彼女って」

「Aさんだぞ」

多分高専中に俺らの叫び声が響いた

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大人になった五条悟はサラッとこういうこと言うんだろうなっていう妄想でした。

連続五条悟ですみません💦

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