それでもそれは青かった【呪術廻戦】 (ページ19)

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吉野順平ページ19

好きの反対は無関心

彼が言った言葉。なら、私にこんな話をしてくれる貴方は

無関心でないということ？

日に日に増えてく彼の痣や怪我を

見て見ぬふりしていた私

結局自分は自分が1番大切なのだ

報復が怖いから彼の事を影から見守る事しか出来なかった

吉野順平の訃報を聞いた

酷く後悔した

『ごめん…ごめんね吉野くん。……ごめんね。』

思い出の場所、河川敷で謝り続ける

『私が強ければ、』

｢その願い、叶えてあげる｣

いつの間にか隣に座る人に階段から落ちそうになる

『願いって…』

｢強くなりたいんでしょ？順平の為に｣

『吉野くんの事を知ってるの？』

｢知ってるさ。｣

固唾を飲んで

震えた身体を鼓舞して彼の胸ぐらを掴む

『強くなる方法、教えて』

『吉野くんの為に、吉野くんの代わりに復讐するの』

『その為ならなんだってする』

吉野くんの最後を真人と名乗る男から聞く

こうして

私は

生まれ変わるのだ

｢まずは君の通う学校を、潰しちゃおっか｣

『吉野くんに間接的に危害を加えた人。それに』

『虎杖…』

彼の最後はアイツのせいで幕を閉じたと真人は言った

許せない

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｢馬鹿だね。あの女も｣

｢許せないって言ってる中に自分も入ってるって言うのにさ｣