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キセキとラノベ 223 ページ13

*








会場中が盛り上がる。



「うおー、来たぞ!!今日は何点獲るんだー!?」


「ここ数年で急成長を遂げ、I・H(インターハイ)では数ある古豪をおしのけ準優勝…」


「一気に今大会優勝候補に躍り出た超攻撃型チーム、“新鋭の暴君”桐皇学園!!そして“キセキの世代”天才スコアラー、青峰大輝だ!!」



会場中が桐皇学園に注目していた。
だが、誠凛の選手らは、うろたえてなどいなかった。むしろ、堂々としていたのだ。
そんな様子を見たリコも、もう何も言わなかった。
ついでに棚倉は、持て囃されている青峰を鼻で笑いつつ、黒子と火神に



「あのおバカさんに思い知らせることが出来ると良いですね」



なんて言って、2人の背を軽く叩いた。
頑張れ、の意味を込めて。

アナウンスが流れ、両校が整列する。
コートに入った火神は、青峰に声をかけた。



「…よう」


「あ?…ふーん、ちょっとはマシになったみてーだな」


「あー。まあな」



そして、視線をずらし、黒子を見る青峰。黒子は、瞑っていた目をゆっくりと開け、青峰を見据えた。



「今度はもう、絶対に、負けません…!」



その言葉に目を見開き…笑う。



「ああ…良いぜ、じゃあ今度こそつけようか。本当の決着を…!」



そして、



『それではこれより、誠凛高校対桐皇学園高校の試合を始めます』



試合は、始まろうとしていた。







*

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西谷彩香(プロフ) - 濁音さん。さん» ありがとうございます、気づきませんでした(笑)助かりました、修正しておきます! (2016年3月31日 8時) (レス) id: 237a91988d (このIDを非表示/違反報告)
濁音さん。(プロフ) - すいません、239話のイグナイトパスが、家族するパスになってます(ボソッ (2016年3月31日 7時) (レス) id: 0179ac39f9 (このIDを非表示/違反報告)
西谷彩香(プロフ) - 叢桜牙さん» 毎度コメントありがとうございます!なかなか更新出来なくはなりますが、勉強の休憩がてら、ちまちま更新していきます! (2016年2月13日 3時) (レス) id: 90630990a2 (このIDを非表示/違反報告)
叢桜牙 - お知らせ読みました。しばらく寂しいですけど、受験頑張ってください。 (2016年2月12日 23時) (レス) id: a6d00fee4e (このIDを非表示/違反報告)
西谷彩香(プロフ) - 叢桜牙さん» ありがとうございます!更新、頑張ります。これからもよろしくお願いします! (2016年2月4日 17時) (レス) id: 90630990a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:西谷彩香 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kunimi251/  
作成日時:2016年2月2日 23時

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