最後のプレゼント

21【〜完〜】 ページ22

病室で1人つぶやくと

｢｢ごめんな｣｣

『え？』

私の前にはココがたっている

｢｢俺はAを置いてったわけじゃない

俺はいつでもAのそばいるよ｣｣

そう言うとココはどこかへ行ってしまった


『いや、、、、待って！！！』

手を掴んでもすり抜けてしまう


『いや、、、、嫌だ！！！

お願い、、、行かないで！！！！』


────

『は！』

起きると病室だった

きっと泣き疲れたのだろう


勿論ココなんて居ない

『最後のプレゼントはココの心臓か』


、、、





今でも少し残っている



ココの匂い



ずっと好きだった匂い


『もう1回会いたいよ』


『ハグして欲しいよ』


『笑い合いたかったよ』


思い返せば後悔ばかり


『何が死んでもいいよだよ』


『ココは、、、




ダメだよ』


『死んじゃ』


気づけば夜になっていた

私の病室に涼しい風が通る

私の飾ってあった短冊は風に揺れていた

そして空には綺麗な星が輝いていた

『見守ってくれる？』


すると

ふわりと何かが飛んできた

短冊だろうか

見てみると


｢｢俺からの最後のプレゼント大切にしろよ｣｣

ココの字で一言が書いてあった



『、、、馬鹿、、、




口で直接言ってよ、、、





もう、、、








なんで、、、






嫌だよ、、、









最後なんて言わないでよ』








───

気づけ私は老衰で死んでいた

振り返れば楽しい人生だったかも


でもさ、、、


会いたい人がいるんだ


何処にいるだろう？


｢A！｣

振り向くと









『ココ』ﾆｺｯ


コ｢A！｣ﾆｶｯ



コ｢はい、






今世で最初のプレゼント｣









『ありがと』ﾆｺｯ






2人の手には綺麗な指輪が嵌めてあった






『愛してるよ』


コ｢俺も｣









『今世はハッピーエンドにしようね！！！！』



【〜完〜】



────────────────────────
皆様のおかげで無事

｢最後のプレゼント｣は完結しました泣


少し最後らへんは適当になってるかもです


てか｢苗字貰ってやってもいいよ｣に似てるかも←


でも今回はすっごい難しかったです！


でも皆様の評価やコメントで


最後まで出来ました！！



本当にありがとうございました！


新しいお話も作るのでそちらもぜひ！


まだ会う日まで！！


さようなら

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