アイドルは私にとって別世界の住人でした。[九条天]

20話 ページ21

「天のせいってなぁ、」



「あんだけ連絡来て、あんだけ天さんに時間を割いてるんです。他の男に構ってる時間などないです。」



「じゃあ、今俺といることは？」




「天さんの代理なので、やっぱ天さんです。」





「意味わかんねぇ、」と呟いてはあきれたかおをする。



凄く百面相やばいなっておもう。うん。






「そういえば、天のやつ、お前とあってから少し変わったんだぞ？」




急に何を言い出すのかと思えば、理解できない言葉が飛んできた。


私が首をかしげてたら、「仕事への取り組み方がな。」と付け加えた。





仕事への取り組み方なんてあるの？



課題をやりながら音楽聴くのと同じ感じかな？？





「まぁ、お前はお子様だからな。わからなくて当然だ。」




「じゃあ、なんでそんなこと言ったんですか。」

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