３１話 は？刑法？ほっとけ。 ページ38
風「本当は釈放するためには手続きが色々必要らしいんだけど、作者がめんどくさがって『めんどくさいから無かったことにしようそうしよう！』って事で、牢屋にも入ってないのに釈放金を払って君を釈放することになったんだ」
色々突っ込むところがあるが、なんだか触れてはいけないような気がするので桜羽は突っ込まないようにした。
警察署を出て繁華街を歩く四人。繁華街なだけあって四人の他に大勢の人混みに溢れている。
日は頭の真上に登り、深弥はスマホを手に取り時計を見た。12時を回っていた。
日「お腹すきましたね〜。そろそろお昼ご飯にしましょ__」
男「ああああああ！！もしかしてええええ！？」
日和の声が聞き取れなくほどの大きな声が街の中をこだました。
男「ひよりんご嬢ではござらぬか！？」
男は日和に向かって言っている。その人声であたりは静まり視線が一斉に日和たちに向かう。
深「しまった……！」
あるものはカメラのシャッターを切り、あるものは狂喜乱舞し、またあるものは拝むものさえいる。
あまりの急な騒ぎに、状況を把握しきれない風螺と桜羽は困惑を隠せない。
風「は、え？な、何？何事！？」
桜「なんでみんなこっちを向いてるの？な、なんだか照れるなぁ……」
そんな二人を無視し、深弥は妹である日和を視線から庇うように自分が着ていたジャケットで日和を頭から覆い隠す。
深「なんでマスクとかサングラスとかしてこなかったんだ！」
ジャケットを被った妹に対して怒鳴る。
日「うぅ……ドタバタしていてうっかり忘れてたんだよ〜」
ジャケットをぎゅっと握りしめ、泣きそうな声で日和は答える。
深「とりあえずこの場から立ち去るぞ！」
深弥が日和の手を取り立ち去ろうとしたところ、
モブ「貴様ァ！何俺のひよりんに許可無く手を取ってんだ！！さっさとその汚い手を退けろおおおお！！！」
ふくよかな体に汗を全身にかいたピッチピチのTシャツを着た男が周りの野次馬を押しのけて深弥に向かって襲いかかってくる。咄嗟のことで風螺も桜羽も日和も動くことが出来なかった。
危険を感じた深弥は日和の身を守ろうと日和の体を全身で覆い隠す。手汗いっぱいのパンチが深弥に当たる、そのとき。
？「てめぇら！それでもひよりんごファンの端くれかッ」
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とりっぴー(プロフ) - 名無しさん» 可愛いと思います！めっちゃ童顔なんで( ´艸｀) (2018年8月2日 20時) (
レス) id: d877de1a29 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 風螺かわいいイメージが湧く(´∀`) (2018年8月2日 19時) (レス) id: 8a96e91b77 (このIDを非表示/違反報告)
とりっぴー(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます！！！私もそのようなコメントを頂きとても活が出ます！！今後ともよろしくお願いします！(*´ω`*) (2018年8月2日 19時) (レス) id: d877de1a29 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - これからの展開にワクワクさせられます！ (2018年8月2日 18時) (レス) id: 8a96e91b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とりっぴー | 作成日時：2017年11月2日 22時
