さしす組と最強の呪術師【呪術廻戦】【五条悟】

大人になって ページ27

Aside

私は、高専を卒業して、悟と一緒に先生となった。悟の、強く聡い仲間を育てるという夢を、応援するとともに、一緒にかなえたいと思ったからだ。
今、みんなで話している。私は、一年生の副担任だ。

「大丈夫、僕、最強だから」

「なんだそれ」

野薔薇ちゃんあたりきついぞ

「でも最強なのは本当じゃね？」

優しいな悠仁君

「いっつもそれ言ってますよね」

こらこら、恵君スルーしないの

「えー？みんなひどくない？僕泣いちゃう」

「勝手に泣いとけ」

野薔薇ちゃんホントにこいつ泣くぞ

『もう、悟、本当に泣かないの』

「だってぇみんなひどくない？」

『悟が悪いの』

「ちぇ」

『ちぇ、じゃなくて』

「しょうがないなぁ、みんなが驚くこと教えてあげる」

「何それ？」

「それ俺も気になります」

「どーせしょうもないことでしょ」

みんな結構ひどいのね

「みんながさっき盛大にディスったあれ、前はAが言ってたんだよ」

「「「えー！」」」

「あれって、大丈夫、僕最強だからってやつ？」

「そうそう」

『やめて、あれ、恥ずかしいから///』

「高専時代の時「大丈夫、私、最強だから」って言ってたんだよ」

「マジか、ありえん」

「嘘つけ」

え？悟信用なさすぎん？

「ほんとだってー、ねぇ？」

『…ほ、んと…です。恥ずかしいからやめて』

「ふふっ、可愛いな僕の奥さんは」

「「「え？」」」

「そこ、結婚してたのね」

「俺の初めて知りました」

「え？俺、A先生のこと好きだったのに」

ん？今悠仁君の言ったことが理解できないんだが？

「駄目だよ、Aは僕の奥さんだからねー」

『やめて、生徒の前でこれは』

「僕の奥さんは、最強に、強くて、可愛いからね」

『マジでやめてくれ』

「目の前でイチャつかれると本当なんだなって思うわ、伏黒も知らなかったのね」

「あぁ、今初めて知った」

なんか、悠仁君はショック受けてるし、野薔薇ちゃんと恵君はちょっと、呆れてるし
なんか、楽しいな。

ずっと、こんな時間が続けばいいな




さしす組と最強の呪術師 fin

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