柱もかまぼこ隊の様子もおかしくて草しか生えない【鬼滅の刃】

百拾参 ページ18

不死川さんは叫び続けるわ宇髄さんは泣くわで収拾がつかなくなってきたあたり、




「よもや！楽しそうだな！」




「Aちゃんおじゃましまーす！」




「俺は甘露寺についてきただけだ。別に貴様のために来たわけではない。そこを履き違えるな」





元師弟コンビと伊黒小芭内(ポンコツ)、我が家に出陣。煉獄さんどっからどう見たら楽しそうなんですか。狂ってるの間違いでしょうよ。異常者の集まりだなほんとに。




と思っていたら梅子2号が煉獄さんのおでこに止まった。




「おいっ煉獄！額に！！」




泣きっ面(笑)の宇髄さんが煉獄さんの額を指さす。煉獄さんは普通の虫かなんかだと思ったのか手で叩きに行ったけど、最強となった梅子はいとも簡単に避け、煉獄さんのおでこには軽くもみじが残った。




しかしその飛んだ梅子がこちらに向かってきて伊黒さんの目の前を通った瞬間、梅子の出現に驚いた伊黒さんがピョンッと可愛らしいウサギ跳びをして私に飛びついてきた。




『ぐえっ』




「うるさいこっちは貴様で我慢してるんだ」




『我慢ですと〜〜？！』




勝手に人を盾にしといてなんつー言い方だ。




「キャ！ゴキブリ！？」




『伊黒さんいいとこ見せるチャンスじゃないですか』




「黙れそれ以上口を開くとお前の醜態をすべてお館様にさ……？！」




ベェッチィィィィィィィィィィィン！！！！！



という音がしたと思ったら私たちの目の前を光速で黒いナニカが通過した。ホーーームランっ



「ふう、これでみんな一安心よ！」




『一生ついてきます蜜璃姐さん』

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