続・従兄弟が最強なんだが【呪術廻戦】 (ページ31)

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#ただいまページ31

ふと意識が浮上した。懐かしい、けど嫌じゃない長い夢を見ていた気がする。

「あ、起きた？もう着くからちょうど良かった」

『ん……悟か。おはよう』

どうやら五条家の帰り道、迎えに来てくれた伊地知さんの安定した運転で眠ってしまったらしい。悟の肩に少しだけヨダレがついちゃったのは内緒にしておこう。

狭い車内の中で思いっきり伸びをすると天井に手が当たる。首も肩も凝り固まっていて、私かなり熟睡してたんだなぁ。あ、背骨ポキっていった。

「今頃伯父さんカンカンだろうね」

『さあ、どうだろ』

そう、私は3件ほどあったお見合いをブッチしてやったのだ。だって1件としか聞いてないし。相手の家には申し訳ないけど、恨むなら父を恨め！ください！！

しばらくそうして体を解していると高専に着いた。

『伊地知さんありがとうございましたー！』

「お疲れ様でした」

早く野薔薇と真希に着物姿見せたい。棘に頑張ったねって頭を撫でてもらいたい。バンダをモフらせてもらいたい。恵や悠仁にいっぱい愚痴も聞いてもらいたい。

逸る気持ちを抑えながらえらく懐かしく感じる寮に入る。

『ただいまーーーーーー！！！！！！！！』

「うるせぇ！」

「そんな大声出さなくても聞こえてます」

「おう、Aおつかれさん」

「こんぶ！」

「Aさんおかえりなさい！」

「先輩大丈夫だった？なんもされんかった？」

私が大声を出すなり、出迎えてくれるみんな。

『聞いてよ、それがさーーー』

私はこの人たちと強くなって、絶対この腐った呪術界を立て直す。傑くんみたいな人を出さないために。

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完結していいですか(^^)(ネタ切れ)(リクエストください)