GOAL.5 ページ6
雑用係(ただし本人は認めてない)の私にまず第1に課されたのは、各棟で行われるトレーニングの補佐。今日はチームV。ローテーションスタイルらしい。
補佐と言ってもタオル用意したりだとかドリンクの残量確認とか。……マネージャーか？馬鹿野郎ラブコメなんて始まらねぇわ。
男子は女子よりも当たり前に多汗だから、タオルなんてこまめに変えてあげないとすぐに汗で使い物にならなくなる。
「気づいたことがあったら何か書け」ってお兄ちゃんに言われたから片手にバインダー、片手にシャーペンを持ちながら少しだけトレーニングを見学する。
いや、うん何もわかんない。私そもそもサッカー知らないし。サッカーに必要な能力も知らないし。
あー、でも。
"紫の髪の毛の子は身体能力が高い"
測定でどの種目においても平均値をかなり上回る値を叩き出している。
顔よし運動よし。身長も高いしモデルさんみたい。絶対読モとして1回は雑誌に載ったことありそう。
「紫の髪の毛の子の名前、玲王だよ」
『ﾊﾟｷﾞｬｯ』
斜め後ろからバインダーを覗き込む男の子が1人。いや顔近。びっくりしすぎて心臓が喉元までせり上がった。
「あ、ごめん。びっくりさせちゃった」
『あ、うん大丈夫です……。玲王くんね、ありがとう』
「はーい」
「『…………』」
いやトレーニング戻れよっっっっ！！！いつまでここで油売ってんの！？それにしても身長たっけぇな……。
「凪ー、そろそろ戻ってこないとまずいかも」
「……めんどくさ」
…………プレイヤーらしからぬ声が聞こえた気がするが、あまり首突っ込まないでおこう。
「あ、妹さんの名前なに？」
玲王くんに引っ張られながら振り向きざまに、凪と呼ばれた彼はそう聞いてきた。玲生くんも一緒になってこっちを見る。
『絵心A。兄から聞かなかった？』
「凪お前どうせ聞いてなかったんだろ」
「うん、多分ね。絵心さんって呼ぶとお兄さんの方とわかんなくなるからAって呼んでいい？」
無口で取っ付き難い人だと思ってた彼は意外とそうでも無いらしく。そんな彼の名前は凪誠士郎。凪くんの面倒を献身的に見てるのが御影玲王。
ブルーロックの友人1、2号だ。
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推し大好きスイーツ男子 - 糸師冴は恋愛年齢（？）が小2だった…ってコト！？(((ｽｲﾏｾﾝ この作品ホント面白いです！作者様想像力豊かですね！ (5月27日 14時) (
レス) @page50 id: 8375d4bf82 (このIDを非表示/違反報告)
らぅ - 35ページの不意打ちすぎる浜ちゃんの着信音で咳き込むほどむせてしまったwwww (2022年11月12日 19時) (レス) @page36 id: 16acb14485 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - まるさん» アニメが始まったら一気に増えそうですよねwwwwそれに期待するしかない、！！！辛い現実だ🤦♀️ (2022年3月24日 2時) (レス) id: e8088c70b5 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - チベスナさん» 返事が遅れて申し訳ありません！！自分もないことに絶望して自給自足することにしました……。チベスナ様の夢小説も読みたいです、！ありがとうございます、頑張ります！ (2022年3月24日 2時) (レス) id: e8088c70b5 (このIDを非表示/違反報告)
まる - ブルーロック夢本当に無い､､､そんな時にこれを見つけたんですけど、めっちゃ好きです。マジで最高です。 (2022年3月23日 22時) (レス) id: 5775e80e82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかね
| 作成日時：2021年4月14日 2時
