[朔間零]ずっとまえから。[朔間凛月] (ページ21)

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高校に入っても私と____の関係はかわらなかった。

_____に好きって言ってもうんっていうけどいつも心の中からは信じてくれなかった。

そりゃあそうだよね。

あんだけ昔零、零いってたら。

でも気づいてよ。私はあなたのことが好きなんだよ。

つらいの。デートをしてもあなたのときどき悲しいような寂しいような顔をみるのは。

そんな中私は瀬名泉という男と出会った。

なんかツンツンしてる彼が可愛くていつも｢いーくん｣なんて言ってからかってた。

話があう彼とはまるで親友といってもいいぐらいにもなると

《しょうがないから俺が手伝ってあげる。あんたの_________事好きでしょ？》

なんていってくれるぐらいに。

なんだかんだいーくんは優しいんだよね。

そんな全然変わんない_____と私の関係に｢もう見ててチョ～うざぁいんだけど！｣って言い高二の冬いーくんはある提案をしてくれたの。

『バレンタイン近いんだし__________を１回振ってもう1回こんどはAから告白するの。』

『そうすればあいつだってAの思いをわかってくれるんじゃない？』

これはいけるかもって。

これならわかってくれるって。

｢いーくん愛してるよ２番目にー！｣

なんてはしゃいでいた。

そこから私は______が喜んでくれるような思いを詰めれるようなものはなにか考えはじめた。

1番話しやすくて_______を知っているといえば彼しかいないかなと思ってときどきあったりして相談にのってもらったの。

もう彼への恋心はなくなってたし。

ずーっと成功できるようにそのことばっか考えていた。

…それがまちがいだったって気づけばよかったな。