ぼくは溺れる 2

< 夜はこれから ページ19

(裏の描写があります！苦手な方は飛ばしてください)


整った顔が近づいてきて


お互い目を離せなくて




裕太「俺も好きだよ」


そう言って


頭を引き寄せられて、優しく唇が触れる




裕太「……すげー好き」




裕太はどこか苦しそうで


何度も何度も角度を変えてキスをするうちに



それは深くて熱いものに変わってく。




何回してもし足りない気がして


ちゃんとしっかりゆっくり味わうように


でも、だんだんと心臓が早まる




わたしの頭や腰に回して


強く抱き寄せてた裕太の手が


上に羽織ってたパーカーをするりと落として


部屋着のキャミソールとショートパンツ


だけにする。



裕太「寒い？」


「ううん、平気、」


裕太「捕まってて」



ひょい、と軽々抱き上げて


わたしは裕太にギューっと抱きついて



裕太「ふふ、Aコアラみたい」


「いいのー」




なんて言いつつもちゃっかり


お尻に手を回して支えてる裕太は


ぬかりない。



寝室に着くと


割れ物でも扱うみたいに優しくベッドに


おろされて


そのまま裕太の大きな体が覆いかぶさる




裕太「A緊張してるでしょ」


「え、う、うん…」


裕太「なんで？」


「すごく好きな人とはじめてするんだよ。そんな綺麗な体じゃないし、上手にできるかわかんないし、ちゃんと気持ちよくしてあげられるかな、とか…」




裕太「綺麗だよ、1番綺麗。俺が気持ちよくするから。Aは感じてればいいよ ね？」




そう言って


ふふふ、と微笑んでわたしの髪を


愛おしそうに触る裕太の胸が


わたしの胸に触れて



同じくらいはやくなってる心音を感じて



なんだかホッとする。



そのまま、わたしの首に顔を埋めて


啄むようなキスや舌での愛撫で


くすぐったいような気持ちいような



何ともいえなくて、



「ぁ、……んぅ」



うっかり声が漏れて急いで手で口を塞ぐと




裕太「出して」


「え？」


裕太「声聞かせて。我慢いらないから」




そう言ってわたしの両手を


大きな手でベッドに縫い付ける




そのまま首から下へと顔が下がっていき


キャミソールをたくし上げ


ホックを外し


裕太が一度体を起こしてわたしを見下ろす



裕太「ほんとに綺麗」


「あんまり見ないで…恥ずかしい」


裕太「ふふ、しっかり見るしー」



可愛くはにかんだかと思うと


わたしの胸に手が触れて


もう片方はゆっくり吸うように唇が触れる



「あ、ぁ……ふぅ、」


裕太「感じて」



そのまま胸は揉まれ続け


耳を嵌まれ


手はショートパンツにかかる

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