テーブルの下で ページ3
A「藤ヶ谷くんは、」
「てかAさ、なんでガヤは藤ヶ谷くんなの?」
A「え?」
「ミヤは宮田さんじゃん。」
宮田「俺も気になってたーー」
A「えー?んー?なんか言いにくい」
藤ヶ谷「いや、え!そんな理由?!」
A「あはは!なら藤ヶ谷さんにしよっかな。どっちでもよくない?」
藤ヶ谷「おいおい、まじで泣くけど俺」
「そんな理由ならどっちでもいいや」
宮田「うん」
藤ヶ谷「待って?宮田じゃなくて俺がいじられる方に回るの?まじ?」
「「あはははは!!」」
鉄板屋さんでの急な飲み会も
誰が1番上手に焼けるか、とか
誰が1番もんじゃ食べるのうまいか、とか
くだらないことを
くだらない会話を
4人でワイワイしてるうちに
お酒も回りはじめて
そんなに弱くないはずの
Aの頬が少し赤くて、
前の2人が取っ組み合ってるうちに
「酔った?」
と小声で尋ねれば
A「ふふふ、ちょこっとだけね」
と耳元でこそこそ話みたいに返すから
酔った自分なんか
もう制御できない。
俺のすぐ横にある、
Aの細い手をとって
こっそりテーブルの下で
恋人繋ぎにすれば
パッと一瞬目をやって
Aは知らんぷり。
「バレたらダメね」
やっぱりいつも通り余裕なのが
いやで
そうやって耳元でAの真似して言うと
手の甲をギュ、とつねられて
また恋人繋ぎに戻してくれた。
411人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くまこ(プロフ) - ぴんさん» お返事、更新遅くなってしまいました( ; ; )とっても嬉しいです!!更新頑張ります! (2020年1月14日 21時) (レス) id: 9b703cb6ff (このIDを非表示/違反報告)
ぴん - 既に何回も読み直してしまうくらい大好きです!更新楽しみにしています! (2020年1月3日 23時) (レス) id: 9264be83f2 (このIDを非表示/違反報告)
ほーちゃん(プロフ) - がんばってくださいね!楽しみにしてます!! (2019年12月22日 8時) (レス) id: b77d86ce83 (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - ほーちゃんさん» ありがとうございます!引き込まれるは泣いて喜びます( ; ; )更新がんばりますね! (2019年12月21日 10時) (レス) id: 9b703cb6ff (このIDを非表示/違反報告)
ほーちゃん(プロフ) - 久しぶりにすごい引き込まれる作品に出会えました。作成していただきありがとうございます。 (2019年12月19日 20時) (レス) id: b77d86ce83 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:くまこ | 作成日時:2019年12月12日 20時