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いじめっ子 ページ22

薬も飲み終えて、


プリンも食べてくれて、飲み物も飲んで


ようやく一安心。



「早くよくなってね」


A「何から何までありがとう」


「全然。Aいつでも寝落ちていいからね」


A「時間は?裕太いつ帰るの?明日の仕事キツくならない?」


「明日、仕事午後からだし、今日は近くにいる。ダメ?」


A「ううん、ダメじゃないけど、風邪うつんないかな」


「俺体強いから平気ー。Aのならうつってもいいや」


A「ふふ、よくないよー。次はわたしが心配しちゃう」



まだ熱は下がらなくて


ベッドで苦しそうな呼吸をしてる


Aの髪を優しく撫でる



「苦しくて寝れない?」


A「ちょっと苦しい、だから寝るまでお話しして」


「ふふ。いいよー」



手触りのいい長い髪に


手櫛を通して、もてあそぶ



「Aは髪綺麗だね」


A「えーそう?美容院とか頻繁に行くの面倒で、長いのが一番楽なの。ほっとけるから」


「あ、ズボラ出てる」


A「あはは。こういうとこか…」


「変なとこ無頓着だよね。部屋とかこんな綺麗なのにさ」


A「部屋は掃除が大変になるから物置かないようにしてるだけだよー。生活感ない、って結構引かれる」


「あーたしかに。俺もあんま人のこと言えないからな、」


A「裕太も物少なそうだよね。、というか物とか人に執着しなさそう。」


「そうかも。基本は、ね」


A「基本はー?」


「俺もたまには執着するよ、人間だもん」


A「ふふ、裕太に執着される物は幸せ者だね」



他人事みたいに笑うから


お前のことだよー


なんて言いたくなったのを我慢して


代わりに


Aの柔らかいほっぺをギューっと引っ張った



A「いはい、いはぃ(痛い、痛い)〜!らにー?どひはの?(なにー?どしたの?)」


「ふふ、引っ張りたくなったから」


A「なにそれー。裕太は変なとこがSだ」


「好きな子にだけね」


A「ふふ、小学生のいじめっ子みたい」



お返しね、


なんて俺のほっぺもギューって引っ張って


悪戯っぽく笑うから



風邪ひいて弱ってようが


やっぱり俺はAには敵わない、

夢と現実→←かわいい願い事



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設定タグ:Kis-My-Ft2 , kis-my-ft2 , 玉森裕太   
作品ジャンル:恋愛
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くまこ(プロフ) - akubiさん» 嬉しいです!本当にありそうなリアリティあるお話を目指して、これからも更新していこうと思うので是非遊びにきてください^_^ (2019年12月6日 21時) (レス) id: 9b703cb6ff (このIDを非表示/違反報告)
akubi - 本当に起きてるみたいで、読んでいてドキドキします!更新頑張ってください!楽しみにしてます。 (2019年12月6日 21時) (レス) id: d1c5f81421 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くまこ | 作成日時:2019年12月3日 18時

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