初体験 ページ3
29年生きてきて
今更私生活ではじめて体験するものなんて
アクティブとは程遠い俺には
そんなになくて
宮田「姉ちゃんびっくりなんだけど」
菜月「いや、わたしのセリフだよ。しかも隣の個室入ってくの見て余計にびっくり」
宮田姉の奥
焼けた肉を向側の皿にポイッと置いて
何事もなかったかのように
びっくりびっくり言ってる宮田兄弟を
見つめる女の人
その視線がふと俺の方にうつり
目ががっつり合っちゃって
うわーって。
これかよーって。
かわいいとか、綺麗とか、そんなん通り越してくる感じ
馬鹿みたいだけど
この人だ、って感じ
こういうのなんて言うんだっけ
宮田「あ、姉ちゃん、こちら玉森裕太くんね」
菜月「急にごめんね、宮田の姉の菜月です。こっちで盛り上がっちゃってきてくれたらなーなんて話になって」
「いや、全然です。むしろ僕まで来ちゃって大丈夫ですか」
菜月「いや、女2人で焼肉にビールなんて色気ないから来てもらってありがたいよねー?A?」
A「ありがたいでーす」
なんて言ってニコッと笑った
席を勧められ
合コンみたいになるのも気持ち悪いから
なんて言って
謎に菜月さんは宮田を自分側のソファの
奥へ押しやり、宮田の隣に座って
俺は流されるまま
向側へ
A「菜月さんのネイルサロンで働いてる幸田Aです。いつもお世話になってます。はじめまして。あ、テレビでは拝見してます。」
そんでまたニコッ
あーそうだ
こういうの一目惚れって言うんだっけ
342人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くまこ(プロフ) - akubiさん» 嬉しいです!本当にありそうなリアリティあるお話を目指して、これからも更新していこうと思うので是非遊びにきてください^_^ (2019年12月6日 21時) (レス) id: 9b703cb6ff (このIDを非表示/違反報告)
akubi - 本当に起きてるみたいで、読んでいてドキドキします!更新頑張ってください!楽しみにしてます。 (2019年12月6日 21時) (レス) id: d1c5f81421 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:くまこ | 作成日時:2019年12月3日 18時