ぼくは溺れる

本音はポロリ ページ8

あれから暇があれば連絡してみて


でもAちゃんの返信はかなり気まぐれ


すぐ返ってくる時もあれば


長いと2、3日返ってこなかったり。


食事の誘いは2回くらいしたけど、


本当に予定が合わなかったのか


傷つけないように断ってくれてるのか


結局行けてない始末


「はあー」


北山「最近たま溜息多いねー」


宮田「元気ないよね、疲れてる？」


「癒されたい」


宮田「俺が癒そうか？たま？？」


「だるい宮田」


宮田「なんかいつにも増して当たりが辛いんだけど」


北山「宮田にあたらず癒してくれる彼女でもつくれ！」


「彼女になってくれればいいんだけどねー」


北山「え？え？え？」


宮田「ちょいちょい？なんか本音が漏れ出てますけど？誰狙ってんだよー！共演者さん？俺ら知ってる人？気になるってー！何その言い方！」


楽屋で待機中、


ぽろっと口から溢れた本音に


自分でもちょっと驚いて


いやいや、まだ会ったのあの日1回だぞ？


って自分につっこむ


北山「え、マジで誰なの？聞いていいやつ？」


「Aちゃん」


北山「？
いや、だれ？」


宮田「……え？！えーーー！！！！まじ？まじかよ！」


北山「いや誰よ？」


俺がボケーっとAちゃんを


次はどうやって誘おうか、なんて考えてる間に


宮田はキタミツに


Aちゃんについて諸々 説明し始めた

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