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【テニプリ】お相子様【丸井ブン太】 七海さんリク ページ41

千崎 A ―Senzaki―

立海大付属中学校2年

身長158cm

基本的に無表情で、三白眼が特徴的
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ブン太side


Aが赤也と話している。何だか楽しそうだ。基本的に鉄仮面のAが珍しく微笑んでいる。それだけ楽しいのだろう。赤也とAは幼馴染だ。俺の記憶が正しければ幼稚園の頃から一緒だと言っていた。二人が時を共にした時間は約10年。俺はというと一年弱。互いが両想いだと解り恋人になったのは数週間前のこと。雲泥の差だ。俺よりも付き合いが長いから仲がいいのは頷ける。だけどお前らはクラス同じでいつも大体一緒にいるんだから、部活の休憩時間ぐらい恋人の俺に構ってくれてもいいんじゃないですかね、Aさん。

俺の思いが通じたのか、Aがふとこちらを見た。が、ふいと逸らされてしまった。

「俺嫌われるようなことしたかぁ?」

口の中にガムを放りこみ、咀嚼しながら悶々と考える。嫌われる、身に覚えがない、と言ったら嘘になる。だがそんな嫌われるようなことはしていない。はずだ。たまにこの思いを抑えきれずに構いすぎてしまうことはあるが・・・。

「はぁー・・・」

でも現にAは俺の事を好きだと言ってくれたわけだし、赤也と同じぐらい、いやそれ以上、俺の事を思ってくれている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はずだ。
でも最近は目を合わせてくれないし、露骨に俺の事よけるし・・・・。

「あー!!もうわっかんねぇ!!」

らしくない。こんなに悩むなんて。でも、それだけ本気ってことでもある。こうなったら本人に聞くしかねえか。重い腰をベンチから上げる。よし、やるぞ。意を決して、Aへと近づいた。

「A、ちょっといいか?」
『えっ・・・・んと・・・・はい』

少々面喰いながらも頷いてくれた。すると赤也がにやにやと笑いながら、耳元で何かをそっと囁いた。Aの頬は微かに赤く染まり、それを隠すように赤也を睨んだ。仲よさそうじゃねえか。またもやもやとしたものが一個増えた。






To Be continued

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設定タグ:ナンバカ , アニメ短編集 , セクメン   
作品ジャンル:アニメ
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カービィ - ツイステでレオナさんできますか? (2021年9月10日 13時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
カービィ - ツイステでレオナさんできますか? (2021年9月10日 13時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
yui - すいませーん…BLEACHの浦原さんって大丈夫ですか? (2019年11月25日 1時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 黒バスで花宮真お願いします!! (2019年10月26日 2時) (レス) id: 52964e3ed7 (このIDを非表示/違反報告)
みかんうさぎ - ナンバカのキジさんお願いします! (2018年11月27日 20時) (レス) id: 45da41e693 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http  
作成日時:2017年4月2日 20時

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