標的０１３ 我儘風紀委員長様と体育祭 ページ17
※原作とは少し違います
貴女side
夏、陽射しが校庭にいる生徒達を容赦なく照らす
しかし彼らはそれには参ることなく声という声を振り絞って応援していた
「ここ並盛中学校体育祭ではA・B・C組の熱き戦いが繰り広げられています！！」
そして、そんな彼らをさらに掻き立てるような興奮気味の放送委員の声が辺りに響き
声は更に更に大きくなる
ああ、来てしまった
いよいよ来てしまった
恐怖の体育祭が
毎年怪我人は続出、年々増えていっているし
破壊された物は数知れず
もはや体育祭というか乱闘騒ぎというか地獄絵図というか
恭さんは日ごろの
私にとっては憂鬱でしかない、嗚呼、毎年この時期に台風とか来てくれないかな
応接室の窓には死んだ魚の目をした自分の顔が映ったいた
「そんなにいやかい？体育祭」
ソファに座り、私が先程淹れた紅茶を飲みこちらを見ていた
『え、あ、いえ、そんなことは』
「本当に？」
『いやです・・・』
いつも、そう
恭さんには嘘なんてつけない
「A、休んでていいよ」
『え？』
「最近ずっと仕事しっぱなしだろう？」
『え、え？』
「君にずっと迷惑かけっぱなしだったね」
思わず唖然としてしまう
恭さんが、私に、私に、優しい
『え、ですが、その、』
「委員長の命令が聞けないの？」
『そ、そのようなことは・・・』
それを言われてしまうと何も言えなくなってしまうのですが・・・
「おいで」
からになったカップをテーブルの上に置き
足を広げ、太ももを軽く叩いた
雲雀side
僕がこちらへ来るよう促すと
彼女は困惑半分恥ずかしさ半分と言ったような微妙な顔をし
遠慮がちに僕の元へ歩いてきて
僕が広げた足の間にちょこんと座った
「寄りかかってきてくれてもいいんだよ？」
『い、いえ、そんな』
照れた彼女の顔を見れないのは少し残念だがこれはこれで悪くない
嗚呼、可愛いなあ
愛しい愛しい
我慢が出来なくなった
うなじにかかった艶のある黒髪をどけ
白いうなじに口づけを落とした
To be continued
その後、顔を真っ赤にしてうなじを押さえている草壁さんと
左頬に紅葉マークがくっきりと付いているのに何故か満足気な委員長が目撃された
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令 - ゆーも@うさまるさん» だ、大丈夫ですか？つ胃薬 (2017年3月24日 12時) (
レス) id: 74775e1187 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーも@うさまる - 胃がキリキリしてきたぞ…あれ？私と同じじゃね？ (2017年2月25日 7時) (レス) id: c0bb79c1fd (このIDを非表示/違反報告)
令 - 麗菜さん» ありがとうございます。受験に更新、頑張ります・・・！ (2016年10月23日 15時) (レス) id: 87c5cd9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
麗菜 - とても面白いです。同じ受験生なのもありますが、更新頑張って下さい (2016年10月22日 12時) (レス) id: c1ea43dbb9 (このIDを非表示/違反報告)
令 - マッキー＼(^o^)／さん» か、神小説とか・・・嬉しいです！！私の妄想と願望をつぎ込んだ小説となっております(キリッ) 評価してくださっただけでもうめちゃくちゃうれしいです！！有難うございます！受験生ですが、更新頑張ります！ (2016年10月16日 17時) (レス) id: 87c5cd9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
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