自宅警備員それは絶滅危惧種【文豪ストレイドッグス】

４６話 ページ48

「誰だそこにいるのは!!」
「隠れても無駄だぞ!!」
「捕らえろ!!」
などと声が聞こえる




しかし私の耳に最も聞こえている声は国木田さんの声だ
国「A!!張り込みをしているというのに大声を出すな!!気付かれたではないか!!」
グチグチグチグチ私の耳元で言う




まぁ今回の件に関しましては、私の責任だと思いますので、国木田さんを殴るのは見逃してあげましょう。
国「おい!話しを聞いているのか!!」
太「まぁまぁ国木田君、今は話をしている場合ではない様だ」


太宰さんの声に反応して、敦、国木田、私は周りを見渡す
見渡すとスーツを着た男達は拳銃を構えて、私達を囲んでいた




はぁ、こういう光景見るのは今月で何回目だろう
本当についていない
これも、美少女アニメキャラのパンツ詰め合わせを頼んだら、爆弾が届いたあの事件からだ
私はあの事件を「 美少女のパンツ爆破事件 」と呼んでいる


パンツは美少女アニメキャラパンツ詰め合わせの【 パンツ 】から取り
爆破は普通に【 爆破 】から取り
美少女はこの私の【 美少女 】から取っている

これは天才的な命名だと自負している
貴「ふふふ」



国「ふふふではない!!集中しろ!!」
国木田さんの声で現実に呼び戻される




しかし先ほどまで私達を囲んでいたスーツの男達は膝から落ちていく
いや膝から切り落とされたが正解だろうか








するとコンテナの裏から人影が姿を現す、黒い外套を身にまとった
ポートマフィアの狗【 芥川 龍之介 】

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