自宅警備員それは絶滅危惧種【文豪ストレイドッグス】

４４話 ページ46

少年と一通り聞き込みを終えた私達は、一旦武装探偵社に戻り、国木田さんに報告をした
国「ご苦労だった敦、A」




国「この依頼は密輸者を調べ、取り押さえるまでが依頼になっている。いつ取り押さえるかだが....」
太「今日でいいんじゃないかい？仕事は早い方が良いしね」
国「そんな急な話があるか!!それに今賢治も谷崎も出払っているんだぞ!!」
太「それなら大丈夫、なんせAちゃんがいるからね!!」
国「何が大丈夫だ!!こいつは一日仕事を体験しているただの一般人だぞ!!」

国木田さんは‘ただの,を強調させて言う




太「大丈夫だよ、なんせAちゃんはポートマフィアに勧誘される程の凄腕だからね」
国「何！？そうなのか！！」
敦「でも何故ポートマフィアに勧誘されているのにも関わらず、武装探偵社に？」

貴「働きたくなくて...」



国「っえ？」
敦「っえ？」
二人は揃って目を見開く




敦「じゃあ何で一日体験なんて....」
貴「それは、太宰さんに脅されて、仕方なく」

太「てへ」
太宰さんは可愛らしく言う、だがそれが憎たらしい
顔面にパンチを入れたくなるが、そこは何とか抑え込む




太「それに依頼の期限が近づいているんだろ？国木田君」
国「まぁな....」
太「じゃあ決まりだね!!それじゃあ早速行こうか」

太宰さんは鼻歌を歌いながら、探偵社を出ていく









国「ここまで太宰が仕事に積極的だと、明日は槍が降るんじゃ.....」

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