自宅警備員それは絶滅危惧種【文豪ストレイドッグス】

２９話 ページ31

私はしょうがなく、ワンピースに手を通す
久しぶりのスカートに下がスースーする、スカートを履くなんて中学生いらいだろうか




貴「はー」
私はため息を一回はき、更衣室から出る



貴「着替えました」
その声に反応して、森さんは振り返る
そして目を大きく見開いた




森「すばらしい」




長年家に引きこもっていたAの肌は一切焼けておらず、真珠の様に真っ白で、真っ白なワンピースがマッチしていた。
まさに完璧な美少女




っと言いたい所だが、一つ残念な点が...
それは顔を覆う前髪だ、長すぎて前がちゃんと見えているのか心配になりほどの前髪
森「うーん....」




貴「何ですか、そんなにマジマジ見て」
森「うん!!Aちゃんじっとしててね」



森さんは懐から手術で使うメスを取り出し、私に近づいてくる
貴「っえ!?ちょっと！？お気を確かに！！」




殺されると思った、私は目を瞑る
しかし痛みは感じない


恐る恐る目を開くと、いつもと違う景色が広がっていた
貴「まぶしい！？おわぉぉぉおおおおおお！！目が溶けるぅぅぅぅううう！！」
とっさに目を手で覆った

長年前髪越しで見て来た景色が、目には毒だった様だ






森「だっ大丈夫！？Aちゃん！？」




貴「めっ目がぁぁっぁぁああああ！！眩しい！！この世界は私には眩し過ぎるっぅうううう！！」

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