自宅警備員それは絶滅危惧種【文豪ストレイドッグス】

２４話 ページ26

貴「てめぇら何か残す言葉はあるか？聞いてやるよ」
私は男たちに言う



しかし周りの奴らはニヤニヤと笑うだけど
「オイオイ、ねぇちゃん頭大丈夫か？この人数の敵に囲まれて良くそんな口きけるな。それに俺たちは武器を持ってる。ねぇちゃんは丸腰だろォ？」
男は私にサバイバルナイフを向ける



貴「っふ」
相手を小ばかにする様に鼻で笑う



「何笑ってやがる」



貴「だってそんな玩具で私を倒そうなんて....ッヒヒヒヒヒヒ」
私は涙目になりながら笑う



「ねぇちゃん人質だと思って何もされねぇと思ってるみたいだが、それは見当違いだぜ。少し躾が必要みたいだな」
男は周りの味方に合図を送ると、私の周りを人で固め身動きが出来ないようにする
そして、私に近寄り首元に持っているサバイバルナイフを私の腹にあてる




「泣きわめいても、誰も助けてくれねぇぞ？」
男はナイフを引き、勢いよく私の腹に刺す




しかし私の腹には痛みも、鉄の冷たさも感じない









ナイフは刃先からグルリと曲がっていたのだ
「っな!!なんだこれ!?」
男は目を丸くする









鉄は私の玩具も同然
貴「っね？私に傷一つ付けられないでしょ？」

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