自宅警備員それは絶滅危惧種【文豪ストレイドッグス】

１５話 ページ17

中也と喧嘩してからそこそこ日が経った
中也とは仲良くやっている？たぶん.....





それでも私の日常は何一つ変わらない。
朝１２時に起き、パソコンを開き、ゲームをする。そんな日常だ。




午後１５時玄関の扉が開く。
中也にしては非常に帰りが速い。いつも深夜２時くらいに返ってくるのに....
今日はプレミアムフライデーか？
そんな事を思いながら、一応声をかける





貴「中也？もう帰って来たの？」
しかし何一つ返答は帰ってこない。




おかしいと思い、玄関に向かうと、そこには栗色のコートを着た男性が立っていた。
貴・？「「っえ....誰？」」





貴「いやいや、貴方こそ誰ですか？勝手に人の家に入ってきて!!まさか泥棒ですか!?警察呼びますよ!!それにこの家に入っても帽子しか置いてませんよ!!」
私は泥棒さんにそういうと、泥棒さんが口を開く






太「驚かせてすまない、私は太宰治。警察を呼ぶのはどうかと思うよ、ここの家主はポートマフィアの幹部でしょ？」
貴「っは!!そっか....」





貴「で太宰さんは中也の家に何しに来たんですか？」
太「少し悪戯にね....」
太宰さんはコートに手を突っ込み、ニコリと笑う





私は立ち話もどうかと思い、太宰さんをリビングにお連れして、紅茶を出す
貴「どうぞ」
太「ありがとう」





太「それにしても、君は中也の何なんだい？」




はっ!この聞き方、この棘のある感じ....昨日漫画で読んだヤツだよ!!
この人中也の事が好きなんだよ!!
好きな人の家に入ったら知らない女がいて、嫉妬してる奴じゃない！？
これは誤解を解かなければ!!


貴「だっ大丈夫ですよ!!勘違いしないで下さい!!私と中也はそんな関係じゃないですから!!安心してください!!太宰さん！」









太「勘違いしてるのは、君の様だけど.....」

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