【文豪ストレイドッグス】ゲーマーの異能力２

４６話 ページ8

モンゴメリの異能力で捕まった人々は路上にいた。


敦くんは周りを見渡すと、泣いている赤毛の少女を見つけ駆け寄る。
敦「ごめん...もし、なにか僕に...」
しかし少女は敦を睨み人込みに消えていく。


先ほど一緒にいた、白衣の男性も、迷子のエリスちゃんという娘にも会えたらしい。
白「大丈夫だったかい？どこにいっていたのだい？心配したのだよ！？」
白衣の男性は先ほどの威圧感はない。
ただの汚らしいおっさんのようだ。←


敦「っわ！！」
私は敦に目をやると、敦に抱き着く少女の姿が見えた。
どうやら敦にも迎えが来たらしい。


貴(敦は幸せ者だな...迎えに来てくれる者がいて....)
私は路地裏に静かに姿を消した。


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白「楽しいひとときだった、私も童心に返って異能で敵をばっさばっさ遣っ付けたくなったよ」
エ「中年には無理」
白「ひどい！？」


白「私はこれでも....」
白衣のおじさんの目線には、無残に赤く染まった亡骸と黒い服を着た人間達がいる。
黒服の人たちは、白衣のおじさんを見るなり、頭を下げる。

　 「「「「首領」」」

？「ふーん、やっぱり貴方はただ者ではなかったようですね」
声と同時に黒服の皆が戦闘態勢に入る。


白「姿を表したらどうだい？お嬢ちゃん？」
声の主は姿を現す。


貴「どうも....さっきぶりですね、白衣のおじさん」
私は怪しげな笑みを受けべた


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