44話 ページ6
私達は何も打つ手がなくアンから逃げ回る。
しかしいつかは体力の限界やMPのそこが尽きる時がくる。
体にも精神的にも追いやられる。
そんな時敦が黒い扉に向かって走る。
その扉は出口。逃げ道だ。
しかしその扉から出れば、今まで起きていたことを忘れ、仲間を助けることは出来ない。
モ「お友達を捨てて逃げる気!?」
敦は扉のドアノブに手をかけようとする。
しかしあと一歩で手は届かなかった。
白衣のおじさんが敦の首にリボンを引っ掛け引っ張ったのだ。
お「ダメだよ少年、敵はあっちだ」
敦は足を滑らせる
お「この場合での逃亡はお勧めしない、その.....たかが街医者の言葉を信じて貰えるならばだが、彼女の言葉を信じるならそのドアから逃げれば君の記憶を失う。敵の手管も捕らえられた仲間の危機も忘れ、敵は進撃を続ける。良いことを教えよう」
白衣のおじさんは敦に何かを伝授する。
しかし敦と白衣のおじさんが話している間にも私はアンから逃げている。
貴(仲良く話すのはいいけど、こっちの事も考えてほしいものだ)
そんなこんなで数分が経ち
敦は白衣のおじさんからリボンを受け取り、モンゴメリと向かい合う
モ「お話しは終わり?やる気は戻ったのかしら、そうでなくっちゃ面白くないわ」
モ「でもこれで終わりよ」
敦の真下からアンが姿を現し、敦を捕まえようとする。
敦はそれを避ける。
だが避けた先にはもう一体のアンが待ち構えていた。
敦「もう一体!?」
モ「そちらは3人なのだから2体いてもおかしくないでしょ?」
敦は掴まれ、木製の扉に吸い込まれていく。
モ「はいおしま〜い」
モ「次はそこのおねぇ〜さんね!!」
モ「っあでもおねぇ〜さんは最後に取っておこうかしら?」
モ「それでおじ様はどうなさるの?おじ様の言葉のおかげで虎の彼に逃げられずにすんだわ、だから感謝のしるしに見逃してあげてもいいわ....でも、おじ様がアンに捕まった時の絶望した顔を見てみようかしら...」
アンは白衣のおじさんに近寄る
お「試すかね?」
その言葉には凄まじい殺気が放たれていた。
思わず膝から崩れ落ちそうなくらいに
貴(この殺気一般人が放てる殺気じゃない、それに今まで気にしてなかったけど、一般人が非日常に巻き込まれて平然と保てるわけがない....このおじさんただのおじさんじゃない...)
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HP 400 MP 180
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にゃあめ - 全部見させてらいました、めちゃくちゃいい話( > <。) (2021年2月11日 23時) (レス) id: bcb659b3e6 (このIDを非表示/違反報告)
Rei - ものっそい面白いです!更新頑張ってください!フレ申請しました!Reiです! (2019年6月7日 17時) (レス) id: 3cda621b77 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - くまちびさん。フレンド申請させていただきました。暁で、重力使いの中也です (2018年3月20日 13時) (レス) id: b454c26118 (このIDを非表示/違反報告)
oiさん - フレンドなりましょう!なまえはみくで中原中也推しです! (2018年3月8日 21時) (レス) id: 8c0d85d4e5 (このIDを非表示/違反報告)
oiさん - 49話の最後パートマフィアになってますポートマフィアですよ!パートマフィアってwwどんなマフィアだよww (2018年3月8日 21時) (レス) id: 8c0d85d4e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くまちび | 作成日時:2017年8月28日 23時