43話 ページ5
モンゴメリの異能力のアンは私と敦を追いかけまわす。
それを敦は足を虎化させ、どうにか逃げ回る。
私は≪俊足≫を使い逃げ回る。
モ「凄い凄い!!二人とも軽業師みたし!もっと見たいわ!」
顔を明るくして言う
でも一瞬でその笑顔は消える
モ「なんて素晴らしくて便利な異能なんでしょう、さぞ幼少期から皆にちやほやされたに違いないわ」
モ「あたしは孤児院育ちなの、とても寒い所よ、凍ったみたいな水で一日雑巾がけをした後は何日も指の痛みが取れなかったわ。それにあたしの異能はこんなんだから、皆から気味悪がれちゃって」
モ「それから私は異能を買われてギルドに拾われたの。でもギルドは失敗を許さないわ、今回の作戦をしくじったら、汚れた紙ナプキンみたいに捨てられる。そしたらまた独りよ、そんなのって信じられる?」
モ「何故私なの?何故私独りこんな....こんな!!」
モ「不公平よ。貴方たちもあたしの気持ちを思い知るべきだわ」
モ「この部屋で永遠にね」
その声と同時にアンは再び敦に襲い掛かる。
敦はその攻撃を避け、積まれていたプレゼントボックスをアンの目の前にぶちまける
前の見えなくなったアンの隙をついて、敦は木製のドアに一直線に進み、鍵を扉に誘うとする
「少年!!危ない!!」
敦が持っていた鍵の先端が鋭く尖り、敦に攻撃を仕掛けようとしていたのだ。
敦はおじさんの発した声により致命傷を負わずにすみ、鍵をモンゴメリの足元に投げつけた
モ「あら、大事な鍵をこんな風に扱っていいのかしら?」
モンゴメリの持っている鍵が不気味に笑う
敦「鍵で扉を開けたら勝ちじゃなかったのか!」
モ「そうよ開けられれば」
モ「こんな鍵をどう使うのかあたしにも見当がつかないけど」
敦の顔は青ざめていく
貴(どうやらこのゲームは最初っから負けが決められたゲーム。そうゲームで例えるならチュートリアルで1回負け、その後主人公が強くなるような演出。だけどゲームには時々バグが存在する、そのバグを見つけられれば....)
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どうも作者です。
続編に進出し、沢山の人にお気に入り登録などしていただきまして本当にありがとうございます。
至らないところや、誤字脱字が多い作者でございますがよろしくお願いします。
そして読者様から主人公様のイラストを頂きました。
可愛く描いて下さりありがとうございます。
読者様からのイラストお待ちしております。
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にゃあめ - 全部見させてらいました、めちゃくちゃいい話( > <。) (2021年2月11日 23時) (レス) id: bcb659b3e6 (このIDを非表示/違反報告)
Rei - ものっそい面白いです!更新頑張ってください!フレ申請しました!Reiです! (2019年6月7日 17時) (レス) id: 3cda621b77 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - くまちびさん。フレンド申請させていただきました。暁で、重力使いの中也です (2018年3月20日 13時) (レス) id: b454c26118 (このIDを非表示/違反報告)
oiさん - フレンドなりましょう!なまえはみくで中原中也推しです! (2018年3月8日 21時) (レス) id: 8c0d85d4e5 (このIDを非表示/違反報告)
oiさん - 49話の最後パートマフィアになってますポートマフィアですよ!パートマフィアってwwどんなマフィアだよww (2018年3月8日 21時) (レス) id: 8c0d85d4e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くまちび | 作成日時:2017年8月28日 23時