柱のみんなの様子がおかしくてワロエナイ【鬼滅の刃】

卌参 ページ46

私の家は破壊されたので、近くの藤の家紋の家に行く。冨岡さんまでついてくるのはなんで？？




てちてちと歩いていると伊藤さんが私の肩に降りてきた。




『伊藤さん、どしたの？』




「隠カラ伝言！新シイ屋敷二スルベキ！」




『普通に泣いたわ』




ジトリ、と隣りの冨岡さんを睨むも、なーんにもわかってない顔。あなたも原因の一つなんやぞ。




『あとでお舘様に文書くから、それ運んでくれる？』




「了解シタ！」





藤の花の家紋の家に着くと、聞き慣れた声……。外からでも聞こえる声ってどんだけでかいんだよ、抑えろ。




「猪突猛進！」




「こら！伊之助暴れるな！」




「ひぇぇ！たんじろぉ、やっぱあのおばあさんおばけだよぉ怖いよぉ！」




どうして行く先々に君らがいるの？考えてみると、私の家から近いのはこの家だ。そこへ向かうのが妥当だろう。




「鬼狩り様、お待ちしておりました」




上がると既に家にいた3人と目が合う。




「Aもこの辺で任務なのか？」




『いや、任務っていうかね？どっかの誰かさんたちに屋敷壊されたせいだからね？』




自覚なしかい。




「すまない……。なら俺たちと行動しないか！」




「そうじゃん！A強いから守ってよぉ俺死んじゃう絶対次の任務で死んじゃうから！俺に死なれたくないでしょ！？」




『いや、別に……』




「俺泣くよ！？」





いつもの如くうるさい善逸を受け流していたらいきなり冨岡さんに肩を抱かれた。グッと彼の方に引き寄せられる。




「Aは俺と行動している」




『……冨岡さん、私のこと名前で呼んでましたっけ？』




「「(そこ？)」」

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