柱のみんなの様子がおかしくてワロエナイ【鬼滅の刃】

肆 ページ5

無一郎くんが私の腰に抱きついて、それがさも当たり前であるかのように接しているので、善逸が汚い高音で叫ぶ。




その声を聞きつけたアオイが




「善逸さんうるさいです！」




と怒鳴った。ヒェェ。




「A今日予定ある？ないなら甘味処行こう」




今日の予定はなんだったかなあと考える。あ、




『ごめん無一郎くん。今日派手な柱の奥さんたちとご飯食べる約束してるんだーーー




「俺がなんだって？」




ヒギャァァァ!!!!!!』




音もなく近づいてきた派手柱……ｹﾞﾌﾝ宇髄さんに心底ビビって女っ気のミジンコごときもない声を出してしまった。




しかもそれがかなりのボリュームだったため、再び現れたアオイに叱られた。私は悪くない。




「おっ前今日もド派手に地味な顔してんなあ！」




『宇髄さんって会うたびにそれ言いますよね。喧嘩売ってますよね、今は亡き最低最悪な私の両親に謝らなくてもいいですけど謝ってください』




「どっちだよ」




『私に謝ってくださいえちょちょちょ待って待って無一郎くんなんで引き剥がそうとするんですかやめてええええ!!!!』




(私の)無一郎くんが宇髄さんに引き摺られて行ってしまった。無一郎くんの相変わらず眠たそうな顔……！そんな彼に私は一言声をかけた。




『無一郎くん！明日！明日甘味処行こうね！』




それが悲劇(？)を生むとも知らず。

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