柱のみんなの様子がおかしくてワロエナイ【鬼滅の刃】

廿陸 ページ27

宇髄さんのお嫁さんたちが来てくれた。やたら大荷物だけどどうしたんだろう。触れないでおくべきかな。




「雛鶴さん特製わらび餅ですよ!!」




須磨さんがニコニコ笑顔で渡してくれる。




『大好物!!ありがとうございます！』




早速包みを開けて食べ始める。んまいんまい。わっしょいわっしょい。




「天元様すごい心配してたんだから」




「目を覚ましてくれてよかったわ」




まきをさん、雛鶴さんがやさしく笑ってくれる。宇髄さんまじでなんなの。癒し系、姐御系、大人系の3人美女コンプリートして何がしたいんだろう。まあ宇髄さんも顔整ってるしな。なんかあと足りないのは……




『あ、ツンデレ系だ』




いきなり声を上げた私に不思議そうな顔を浮かべる3人。




『いや、宇髄さんのお嫁さん達にいないキャラはどんなだろうって考えてまして』




口の中に含んでたわらび餅を咀嚼して嚥下した後にそう言うと、その言葉を待ってましたと言わんばかりに3人がニヤッと笑った。




「ねえ、Aちゃん。そのわらび餅食べたわよね？」




『え、あ、はい。美味しいです！最高に好きです！』




「じゃあちょっと私たちにも協力してください！」




『？私に出来ることなら？』




「言ったね？」




まきをさんが怪しく笑った。





……なんか嫌な予感。




『……やっぱ前言てっ……てなんですかそれー!?』




大荷物だったそれは可愛らしい着物、綺麗な簪や髪留め、さらには化粧品。




『誰にそんな大掛かりな変装を？伊之助？』




なんでだよ、とまきをさんにツッコまれる。




「Aちゃんですよ！」




『え、なんで??』

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