今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:3,347 hit
小｜中｜大
1番目の忘れ物 ページ2
「いっ・・・！！」
痛みと同時に目を開ける
目の前には康二くんの顔
『歯形ついてもうたな・・・かわええ首輪みたい』
でも康二くんとは"違う"
長い睫毛も黒子の位置も全部一緒なはずなのに
「だ、れ・・・？」
『俺？
向井康二、あんたの彼氏やで』
夢でも見ているのだろうか
まだ寝惚けているのだろうか
少しだけ大人びた顔
絶対に付けないピアス
見慣れない髪色
向こうで微かに聞こえるドライヤーの音
これらが決定的な証拠
「違う、康二くんじゃない、」
『・・・今の俺はこんな乱暴じゃあらへんよな』
"彼"は少しだけ寂しそうに微笑んだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミナ - とても面白かったです。続きがとてもとても読みたいです。更新待ってます頑張ってください (6月5日 8時) (
レス) id: 7f466015d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：春のクマ | 作成日時：2022年10月12日 20時
