97.#アオハル ページ20
『ちょっと待っておばあちゃん。北先輩とって言った？』
「ゆーたよ？」
『どういうこと？』
「10日間信ちゃんと過ごすゆーことやん！」
嫌やなあAちゃん、当たり前やんと呆然と立ち尽くす私の肩を叩くおばあちゃん。当たり前とは？言葉の意味をやっと理解した。
『「「ええええええええええええ!?!?!?!?」」』
体育館中に私と、なぜか侑くんと治くんの叫び声が響き渡る。
『おかしいよおばあちゃん！高校生だよ!?何考えてんの!!』
らしくもなく大声でおばあちゃんに迫る。
「やってもう北さんとこと決めてもうたしい」
口を尖らせるおばあちゃんかわいいけどこれは許せないぞ。
『北先輩知ってました!?』
「い、いや、初耳やけど……」
めっちゃ戸惑ってる!!!そりゃそうだ!!
『高校生男女が！ひとつ屋根の下なんて！ありえないから！考え直して！』
おばあちゃんの両肩を掴む。
「信ちゃんなら大丈夫やってえ」
分からなくもないけど北先輩の信頼度が高すぎる。だめだ。こうなった時のおばあちゃんは誰にも止められない。そういうとこお母さんにそっくりだ。
どうでもいい話だけど、お父さんは婿養子なのでうちはお母さんの名字を名乗っている。
「俺らも行きますんでお孫さんと北さんふたりきりにはしないですよ〜！」
『……ハイ？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 621人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あかね(プロフ) - なほさん» お！同志！ファンタいいですよね！！ファンタもジェネも大好きです！！(笑) (2020年2月26日 23時) (
レス) id: e8088c70b5 (このIDを非表示/違反報告)
なほ - ファンタ出てきて沸いた(^_^) (2020年2月26日 23時) (レス) id: cdff0a107e (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 鳴瀬 いつきさん» それはそーなる(笑) (2019年10月13日 18時) (レス) id: e1f32f2247 (このIDを非表示/違反報告)
鳴瀬 いつき - あかねさん» 「あ、そう…」としか言えなかった笑 (2019年10月13日 17時) (レス) id: ef1511333e (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 鳴瀬 いつきさん» お友だち(笑)なかなかおもろい子やな(笑) (2019年10月13日 13時) (レス) id: e1f32f2247 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あかね
| 作成日時：2019年10月5日 0時
