近界民人形（ネイバードール）は自由を求める【ワールドトリガー】 (ページ18)

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gate16 ページ18

朝ごはんも食べ、やることがなくなってしまった。うーんどうしようっかな…
貴「そうだっ！修、ちょっと私と戦ってみない？」
修「えっ…」
烏「Aさん、修はまだAさんに勝てるレベルじゃありません」
貴「いいのいいの。ちょっと暇つぶしに付き合ってもらうだけだから。いい？修」
修「…わかりました。やりましょう」

貴「修からきていいよ」
修「っじゃぁ行きます」
修が持っていた剣のような盾のようなよくわからないものを構えなおす。あれがどういうのかはわからないけどまぁどうにかなるでしょ。
修「アステロイド」
貴「！？」
えーちょっと、てっきり持ってるやつで来るかと思った。ギリギリで躱したけどね。
貴「へーこっちにもそういうやつあるんだ私の奴と似てるね。じゃぁ今度はこっちからいくよ。「妖精の女王」！」
今日は素直に呼び掛けに応じてくれた。この調子がいつまで続くかな？
修「！？」
貴「へへっ、驚いたでしょ。ほらっじゃんじゃん行くよ！」
小さな羽たちが修に向かって飛ぶ。修が持っていたものが盾の形になって修を守った。
貴「やっぱり盾にもなるんだ。便利だね」
修「少し重いですけど…スラスターON」
すごい勢いで刃が飛んできた。とっさに羽を集めて防御する。
修「Aさんのトリガーも便利ですね」
貴「気紛れだけどね。そろそろ終わりにしようか。「妖精の女王」！」
羽たちは集まって槍の形になった。空を切る音とともに修を体を貫く。
貴「はい、おしまい」

宇「前から思ってたんだけど、Aちゃんのトリガーって人工知能でも入ってるの？」
貴「多分そうだったと思う。じゃなかったら戦ってる最中に飽きたりしないって」
宇「それもそうだね」
貴「あれ、悠一どこに行くの？」
迅「ちょっとぼんち揚げを取りに。ネットショッピングで買ったんだよ」
貴「いいなー私にもちょうだい」
迅「はいよ」