【ワートリ】 そうだ、ボーダーに行こう。

嵐山de嫉妬　　（なっちー♪様リク） ページ24

最近、Aと話すことが少なくなっている。というか、会う機会が減っている。Aが防衛任務の時は俺が非番で、俺が防衛任務の時はAが非番というふうにすれ違うようになってしまった。
訓練室の前を通りかかったとき、たまたまAの太刀川さんが話しているところを見つけた。
太刀川さんはAの師匠で、よくAと一緒にいるところを見る。太刀川さんと話しているAの顔はいつも笑っていた。Aが笑顔なのはうれしい、だけどその風景を見るたびに、俺は自分が見捨てられたような気分になる。
丁度明日は俺もAも非番だ。その時ハッキリさせよう。

貴「あっ嵐山さん、おはようございます」
嵐「A、今日も太刀川さんのところに行くのか？」
貴「はい、今日もしっかり修行してきます。それじゃ、いってきｍ」ギュッ
貴「あ、嵐山さん？///」
嵐「A、正直に答えてくれ。俺と太刀川さんとどっちが好き？」
貴「え、えっと…嵐山さん…です///」
その言葉を聞いたとき、俺は泣きそうになった。Aに愛されていることが言葉で表せないくらい嬉しかった。
貴「あ、もしかして嵐山さん、嫉妬…ですか？」
その瞬間、顔が急激に熱くなった。なんだか今までの自分の感情がすごく恥ずかしくなった。
貴「…図星ですね」ニヤニヤ
嵐「お、俺だって人間だ。嫉妬くらいする。…で、なんで笑ってるんだ？」
貴「いや、嵐山さんかわいいなぁと思って。大丈夫ですよ、そんなに心配しなくても私は嵐山さん一筋ですから」
嵐「そ、そうか///」
貴「じゃぁお詫びにこれからどっかに行きましょう」
嵐「あぁ」
俺たちはまだ恋人としてやっていけそうだ。
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なっちー♪様リクありがとうございます！！
なかなか難しかったですわー
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