久々知の妹なんです、私

三十七話　守ろうと ページ48

「･･･ありがとう、与四郎兄ちゃん。また会いに行くね！！今日は帰る･･･」

与四郎「ああ、･･････なぁA。許嫁って･･････？」



「兄には内緒でお願いします」


与四郎兄ちゃんは納得いかないような顔をしてたが、
「じゃあな」と手を振って帰って行った。多分帰ってると思う･･･←

暗い顔してたな、
なんか変なこと言ったかな？


優作「･･･あの人は、友達･･･？」

「友達だよー」


優作「そっかそっか」


優しく笑った。
伊作先輩によく似ている。違うと言えば･･･髪の結う高さが少し低いってとこかな？

あとは大きさ･･･そんなに変りないか。
簡単に言えばやっぱり似てるってこと。



優作「･･････さっきは本当にごめんなさい･･････。
僕勝手に離れちゃってさ･･･その上迷惑かけちゃった‥･･････」


「えっ、そんなの全然いいよ！？気にしてないし！」


優作「僕ああいうの慣れてなくて･･･気付けばクラってなっててね･･････。

･･･ね、ね！！！Aちゃん凄かったよ！
あの女の人達にかっこよく立ち向かってた！4つ年下とは思えない･･･」


ふにゃ、とタカ丸さんみたいに笑った。
よく笑うな、優作君は。



「優作君を守りたい、って思ったから！」

優作「えっ･･･イケメン･･････」

「キラッ！」



なんて茶番をしているとすぐ家についてしまった。

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